【F1オーストリアGPスプリント】トップ3インタビュー：フェルスタッペンとマクラーレン勢が語る
F1第11戦オーストリアGP（レッドブル・リンク）の2日目、スプリント決勝レースが行われ、トップ3インタビューで3人のドライバーは次のように語った。
1位：マックス・フェルスタッペン（レッドブル）
「DRSが一旦開いてしまうと、そこから抜け出すのはとても難しく、何周かかかったし、エキサイティングなバトルもあったけれど、DRSをクリアしてからはもう少し自分のレースができた。少し良くなったように見えたけど、彼ら（マクラーレン）は2台のクルマが全開でプッシュしていて、僕にとっては難しい状況だった。あのレースでは頑張るしかなかった」
2位：オスカー・ピアストリ（マクラーレン）
「（2位に満足していることについて）イエスでもありノーでもある。スタートより1つ上の順位でフィニッシュできたのは確かだけど、後半はペースが極端に良くなかった。マックスとランドが道を開けてくれると思ったけれど、それは全くなかったね！」
3位：ランド・ノリス（マクラーレン）
「いいレースだったよ。特に序盤のマックスとのレースは楽しかったね。バトルではもう少しうまくやるべきだったかもしれない。クルマのペースは特に終盤が力強かった」。
フェルスタッペンはスプリント5連勝を達成し、今年のスプリントだけで24ポイントを獲得している。1位が獲得できるポイント数は8ポイントと本レースより少ないポイント数とはいえ、このポイントがいかに重要であるかを示している。
また今シーズン、マクラーレン勢の2台がトップ3でフィニッシュしたのはこれが初となった。チャンピオンシップ争いとしては非常に良い兆候だ。一方、レッドブルF1のチームメイトであるセルジオ・ペレス（レッドブル）は8位にとどまった。
ノリスはタイヤに熱が入る前に仕掛けてトップを奪ったものの「アマチュアのように隙を与えてしまったのはよくなかった」と述べた。
この後、明日のスターティング・グリッドを決める予選が日本時間23時から行われる。
