ハミルトン、2028年もフェラーリ残留か 「3、4、5年も待ちたくない」ベアマンの進路は?

2026年09月02日(水)6:00 am

記事要約


・フェラーリ、ハミルトンを2028年も起用する可能性

・ベアマン、長期間シートを待つ考えはなく、フェラーリ以外への移籍も視野

・モンツァで特別カラーと新エンジン投入、約15馬力向上の見込み


ルイス・ハミルトンが2027年以降もフェラーリに残留し、2028年もチームで走る可能性が浮上している。

これが現実となれば、将来のフェラーリドライバーと目されてきたオリバー・ベアマンの昇格の機会が遠のき、最終的にはフェラーリの育成組織を離れる可能性も出てきそうだ。

■ハミルトン、2028年まで残留の可能性

ドイツの自動車誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のエミリー・マディック記者によると、フェラーリがハミルトンを残留させる可能性が高まっているという。契約に関する発表があるとすれば、イタリアGPが開催されるモンツァが有力な場になるとみられている。

ハミルトンの現在の契約は2027年まで継続する可能性があるとされているが、フェラーリがさらに契約を延長し、現在41歳のハミルトンを2028年も起用するとの見方が広がっている。

この動向によって大きな影響を受ける可能性があるのが、ベアマンだ。

ハースからF1に参戦しているベアマンは、現在もフェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属している。2024年にフェラーリから代役出場した際に印象的な走りを披露し、将来のフェラーリドライバーとして長く期待されてきた。

しかし、『Auto Motor und Sport』によると、ベアマンとフェラーリの関係は2027年末までになる見込みだという。

■ベアマン「3、4、5年も待ち続けたくない」

ベアマンは先日、F1公式ポッドキャスト『Beyond The Grid(ビヨンド・ザ・グリッド)』で、自身の将来について次のように語った。

「僕の目標は今も変わらず、いつかフェラーリのドライバーになることです。ただ、シートが空くのを3年、4年、5年も待ち続けたくはありません。何の保証もありませんし、キャリアで最も大切な時期を無駄にしてしまう可能性もあります。もしフェラーリがそのシートを用意できず、フェラーリ以外で走ることになるのであれば、それも人生です」

フェラーリが2028年にベアマンを昇格させなかった場合、ベアマンはハースおよびフェラーリの育成組織を離れ、ほかのチームとの交渉を検討する可能性があるとみられている。

■モンツァで特別カラーリングと最新ADUOを投入へ

一方、フェラーリはホームレースとなるイタリアGPに向け、特別な演出を準備している。

モンツァを走るSF-26には、ミハエル・シューマッハがフェラーリで迎えた最初のシーズンである1996年をモチーフとする特別カラーリングが採用される予定だ。

ハミルトンとシャルル・ルクレールが着用するレーシングスーツには、ミハエル・シューマッハの個人ロゴもあしらわれるという。

さらに、フェラーリはモンツァで最新のADUOを活用したエンジンアップグレードを投入する見通しだ。報道によると、ICE(内燃エンジン)の改良によって約15馬力の向上が見込まれている。


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