【F1】帰りのバスに3時間超待ち、10キロ以上歩く観客も・・・9年ぶりのセパンで帰宅大混乱/バーレーンGP in マレーシア
9年ぶりにF1が開催されたセパン・インターナショナル・サーキットで、観客が帰宅する際に深刻な交通混乱が発生した。金曜日のフリー走行終了後、大勢の観客がシャトルバスを待ち続け、世界各地でF1を観戦してきたファンからも驚きと不満の声が上がった。
■「こんな混乱は初めて。しかも、まだ金曜日」
地元報道によると、フリー走行2回目(FP2)の終了後、サーキットから帰ろうとする数千人の観客がシャトルバス乗り場で足止めされた。
案内表示や列の整理が不十分だったという不満も報告されている。ある観客は、SNSに次のように投稿した。
「世界各地のグランプリに行ったことがありますが、こんな混乱は経験したことがありません。しかも、まだ金曜日です」
別の観客も、現場の状況についてこう訴えた。
「案内表示もありません。列もありません。ただ、みんなが我先にと押し寄せる、完全に無秩序な状態です」
『マレー・メール』は、現地時間午後5時45分に会場を出たものの、バスに乗れたのは午後9時だったという観客の体験を紹介した。乗車まで3時間15分を要したことになる。
■バスも渋滞、別の交通手段を探して10キロ以上歩く
公共交通事業者のRapid KL(ラピド・ケーエル)は、空港など3カ所の交通拠点から95台の無料シャトルバスを運行する計画だった。
しかし、イギリスの『Reuters(ロイター)』によると、バス自体も渋滞に巻き込まれ、タクシーの会場への乗り入れも認められていなかった。別の交通手段を探すため、空港近くの商業施設まで10キロ以上の道のりを約2時間かけて歩いた観客もいたという。
■土曜日に改善も、決勝後には再び長時間の混雑
土曜日には乗降場所の運用が改善され、観客からは、バス専用レーンの設置やスタッフの配置を評価する声も上がった。セパンのCEOとスタッフが、バスを待つ観客に飲料水を配る姿も報じられた。
一方、『フリー・マレーシア・トゥデー』は、SNSへの投稿を基に、日曜日の決勝終了から6時間以上たっても、数千人がサーキット周辺や交通拠点に残っていたと報じた。
公共放送『RTM』によると、週末3日間の来場者数は延べ26万1000人で、セパンの過去最多を記録した。決勝日だけでも10万3000人を集めた一方、観客の帰宅を支える交通運用には課題が残った。
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