【マクラーレンF1】急失速、7点のアップデートは裏目に出たのか ステラ代表「勢力図は急速に変わった」

2026年10月08日(木)12:30 pm

記事要約


・アップデート投入後も競争力が後退、原因を分析

・データ異常は見られず、ライバルの大幅進化を警戒

・ノリスに別のパワーユニット問題、終盤も追加開発予定


マクラーレンF1のアンドレア・ステラ代表は、最近のアップデートを投入しても、チームがトップ争いにとどまれていない現状を認めた。

■好調から一転、勢力図が変化

世界王者のランド・ノリスは、ハンガリーGPとオランダGPで勝利し、スペインGPでも力強いペースを見せるなど、復調の兆しを示していた。しかし、その後、マクラーレンは勢いを失っている。

チームはアゼルバイジャンGPで7点ものアップデートパーツを投入したが、続くバーレーンGP in マレーシアでも苦戦した。ラルフ・シューマッハは、最新の開発パッケージが失敗だったとの見方を示した。

「このアップデートは明らかに失敗です。元の仕様に戻すことも受け入れられる柔軟さがあることを願います。これは非常に大きな問題ですから」

ステラ代表は、競争力が急に低下した理由をつかめずにいると認めた。

「状況がかなり急速に変化しているように見えます。ハンガリーGPではアップデートを投入し、ポールポジションを狙える位置にいました。オランダGPでも同様でした。スペインGPでもポールポジションを狙え、優勝まであと一歩のところにいました」

「ところが、その後もアップデートを投入したにもかかわらず、勢力図は急速に変わりました」

■新部品そのものが原因とは断定せず

ただし、ステラ代表は、新部品そのものが競争力低下の原因だとは断定していない。

「私たち自身の開発を分析する必要があります。データに異常は見られませんが、一部のライバルが私たちよりも大きくマシンを進歩させた可能性は認めなければなりません」

バーレーンGP in マレーシアでは、もっと高い競争力を発揮できると予想していたという。

「マレーシアのセパンは私たちに有利なサーキットだと考えていたため、シンガポールが私たちにより合うかどうかは、今の段階では言えません。シンガポールで、より明確な答えが得られるでしょう」

■ノリスには別のPU問題

一方、ノリスは、これとは別にパワーユニット(PU)の問題もあり、セパンでのパフォーマンスに影響が出ていたと明かした。シンガポールGPまでに解決できるかと問われ、「まったく分かりません」と答えている。

ステラ代表は、シーズン終了までにさらなるアップデートを投入する方針も明らかにした。

「シーズン終盤に向けて、さらにアップデートが控えています。もう一歩前進し、再び表彰台を争える位置に戻れることを期待しています。」


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