アストンマーティンF1、アメリカGP特別リバリーを発表 コグニザントとの提携5周年
アストンマーティンは10月21日、コグニザントとの提携5周年を記念し、F1アメリカGPで特別リバリーを採用すると発表した。オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を走るAMR26に、2021年のF1復帰から続く協力関係への感謝を込める。
■F1復帰から5年、コグニザントとの協力に感謝
AIやテクノロジーサービスを手がけるコグニザントは、アストンマーティンがF1に復帰した2021年からチームを支えてきた。今回の特別リバリーは、チームの変革期をともに歩んだ長年のパートナーとの節目を祝うものだ。
アメリカはコグニザントにとって重要な市場でもあり、チームはアメリカGPを提携5周年の記念にふさわしい舞台と位置付けている。
アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、両者が変化を重ねながらも、前進への意欲は変わらなかったと語った。
「コグニザントは、アストンマーティンが2021年にF1へ復帰したときから、私たちとともに歩んできました。提携5周年を一緒に祝えることを、心から誇りに思います。素晴らしいパートナーシップとは、進化し続けるものです。この5年間で両組織は大きく変わりましたが、共通の志と前進し続けたいという思いは変わっていません」
今回のカラーリングには、コグニザントの社員たちへの感謝も込められている。
「オースティンの特別リバリーは、その歩みを祝う私たちなりの方法です。コグニザントとその社員の皆さんに、5年間の協力への感謝を目に見える形で伝えるとともに、今後の協力関係の発展を楽しみにしています」

■コグニザントとの協力はAI分野にも
2026年、コグニザントはチームのグローバルAIサービスパートナーとなった。5周年は、AIを活用した新たな協力を進める節目でもある。
コグニザントの最高経営責任者(CEO)であるラヴィ・クマールSは、今回のリバリーについて、5年間の提携に加え、未来をともにつくるという決意を表したものだと説明した。
「コグニザントがAIを構築する企業として次の段階に進み、チームのグローバルAIサービスパートナーとしての役割も広がる中、組織全体で新たな可能性を引き出す支援ができることを楽しみにしています」
■昨年は数式、今年は提携5周年の記念仕様
アストンマーティンは2025年のアメリカGPでも、AMR25のボディに数式を描いた特別リバリーを採用した。当時はF1を支える「見えない科学」がテーマだった。
このリバリーは、タイトルパートナーのアラムコとともに発表したもの。普段は目に見えないF1マシンの科学を数式で表現し、両者の協力による技術革新や、それを支える人々に光を当てる狙いがあった。
発表にはフェルナンド・アロンソと、当時F2に参戦していたジャック・クロフォードが参加。アメリカのヒューストンで、アラムコの社員たちに披露された。
アロンソは当時、デザインについて「お気に入りはフロントウイングです。数式や細かな部分をより多く読み取れます」と語っていた。
昨年はアラムコとの技術協力を数式で表現したのに対し、今年はコグニザントとの提携5周年を記念する仕様となる。同じアメリカGPでの特別リバリーでも、中心となるパートナーとテーマが異なっている。
【関連記事】
●【動画】ハースF1、ゴジラ特別リバリーで母国アメリカGPへ 日本GPに続くコラボ
●【動画】ホンダF1、通算500戦へ・・・挑戦と挫折、そして歓喜の62年 「歴史の重みと誇りを胸に」アメリカGPで記念ロゴ、限定グッズも
●【F1】「両立はほぼ不可能」と語った数日後・・・アロンソ、砂漠でダカール用マシンをテスト走行との報道
●【アストンマーティン・ホンダ】力を出し切っても入賞届かず・・・クラックが語る厳しい現実、次戦へ立て直し/F1シンガポールGP
●【アストンマーティン・ホンダ】アロンソ「僕にできることはやった」16位に終わった週末、次の3連戦までに解決したい問題とは/F1シンガポールGP