F1第16戦イタリアGP(モンツァ)の初日、フリー走行2回目が行われた。
●【2024F1第16戦イタリアGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
先ほどのフリー走行1回目でF1公式セッションデビューを果たした18歳の新人アンドレア・キミ・アントネッリがクラッシュしたが、メカニックはなんとか修復を終え、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は残り37分ほどで無事にコースインした。
メルセデスはFP1からシートが非常に熱くなるという問題をルイス・ハミルトン(メルセデス)が指摘していたが、ラッセルも「すごく熱いよ!」と同様の問題を指摘しており、このセッションでも解消されていないようだ。一部の熱エネルギーが上方に伝わっている可能性もあり、スピードに影響が出ている可能性も指摘されている。2台とも同じ症状が出ていることから、設計上の問題も考えられる。
■ケビン・マグヌッセンがクラッシュ
開始30分すぎ、ケビン・マグヌッセン(ハース)がターン7のレズモでコースアウト、バリアにクラッシュして赤旗が出された。リプレイでは、ターンの進入でリアがスナップしてスピン、360度回りながらノーズからバリアにクラッシュしてしまった。
■最速タイムはフェルスタッペン
最速タイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
8番手 ダニエル・リカルド(RB)
14番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
15番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
16番手 角田裕毅(RB)
■【F1イタリアGP】フリー走行2回目
1 L.ハミルトン(メルセデス)
2 L.ノリス(マクラーレン)
3 C.サインツ(フェラーリ)
4 O.ピアストリ(マクラーレン)
5 C.ルクレール(フェラーリ)
6 G.ラッセル(メルセデス)
7 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
8 D.リカルド(RB)
9 F.アロンソ(アストンマーティン)
10 L.ストロール(アストンマーティン)
11 V.ボッタス(Kickザウバー)
12 K.マグヌッセン(ハース)
13 A.アルボン(ウィリアムズ)
14 M.フェルスタッペン(レッドブル)
15 S.ペレス(レッドブル)
16 角田裕毅(RB)
17 F.コラピント(ウィリアムズ)
18 P.ガスリー(アルピーヌ)
19 E.オコン(アルピーヌ)
20 G.ジョウ(Kickザウバー)