ハースF1小松礼雄代表、ベアマンの年俸約10億円説を否定「事実とは程遠い」

2026年11月02日(月)17:30 pm

記事要約


・2027年契約が未締結なのは年俸600万ユーロの要求が原因との説を否定

・契約が遅れている理由は明かさず、双方が契約継続を望んでいると強調

・カマラ起用はハースの独自判断、トヨタ支援の候補にも速さを求める姿勢


■年俸600万ユーロ説を強く否定

ハースF1の小松礼雄代表は、オリバー・ベアマンとの2027年契約が未締結なのは、600万ユーロ(約10億5,400万円)の年俸要求が原因だとする説を強く否定した。

※1ユーロ=175.68円で換算。

契約交渉を巡ってうわさが広がる中、小松代表はメキシコシティGPで、その内容は事実ではないと断言した。

「正直に言って、それがどこから出てきたのかまったく分かりません。誰が600万ユーロという数字を作り上げたのか分かりません。事実とは程遠く、コメントのしようがありません。なぜ私たちは、こんなまったくばかげた話に付き合わなければならないのでしょうか」

一方、小松代表は契約が遅れている実際の理由については説明せず、ハースとベアマンの双方が契約継続を望んでいると改めて強調した。

「両者の意向は完全に一致しています。来年も一緒に働くための解決策を探しており、必ず見つかると確信しています」

■フェラーリのジュニアチーム化を否定

ハースは、2027年にフェラーリ育成ドライバーのラファエル・カマラを起用するとすでに発表している。ベアマンもフェラーリの育成プログラムに所属しており、契約締結の遅れが引き続き注目を集めている。

しかし、小松代表は、ハースとフェラーリの関係はレッドブルとレーシングブルズのようなものではなく、ハースがフェラーリのジュニアチームになるわけではないと強調した。

「私たちはオーナーが異なる、完全に独立した2つのチームです。フェラーリから『オリーをレースドライバーとして起用してもらえませんか』と言われたことは一度もありません」

カマラについても、フェラーリの要請による起用ではなく、プライベートテストで印象的な走りを見せたことを受け、ハースが独自に選んだと説明した。

■トヨタ支援の候補にも速さを求める

ドライバー選考にはトヨタも関わっている。ハースは最近、トヨタが設けたTPC(旧型車を使ったテスト)プログラムを通じて、日本人ドライバー3人を評価した。

小松代表は、ドライバー選考についてトヨタ自動車の豊田章男会長と直接話し合ったことを認めた。その上で、トヨタの支援を受ける候補であっても、速さを示してシートを勝ち取る必要があると強調した。

「そのドライバーが候補の中で最も速くなければなりません。そうでなければ、誰にとってもうまくいきません。トヨタは、自社のドライバーをF1に送り込むためだけに資金を注ぎ込む企業だと思われることを望んでいません。」

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