ルイス・ハミルトン、レースペース改善に取り組む

ルイス・ハミルトン（マクラーレン）は、レースペースの改善が必要だと語った。

2008年のF1王者であるハミルトン。今季の開幕戦オーストラリアGPと第2戦マレーシアGPともに見事ポールポジションを獲得したが、決勝におけるレースペース不足のために勝利を逃している。

『The Sun（サン）』紙に対してハミルトンは、「予選は問題ないのだけれど、決勝でのペースがあまり良くない。速さが足りないんだ」と話している。また、4月15日（日）に決勝が行われる中国GPに向けては、次のように語った。

「いくらか改善できると良いね。チームと一体になってできる限りの改良を施し、レース（決勝）で勝てるようにしたいよ」

さらにハミルトンは、2戦連続のポールポジションが勝利に向けた何の後押しにもならなかったという事実に直面した際の失望は計り知れないものだったとも話している。

『The Sun（サン）』には、次のようなハミルトンの言葉が掲載された。

「レースペースを上げることが何よりも大切なんだ」

「マレーシアGP後、優勝したフェルナンド（アロンソ／フェラーリ）や2位のセルジオ（ペレス／ザウバー）と話したんだけど、彼らはひどいアンダーステア（クルマが曲がりにくい状態）だったと言うんだよ。一方の僕はオーバーステア（曲がり過ぎてスピンしやすい状態）だったのにね」

「もしかすると、マシンのセッティングを攻撃的にし過ぎているのかもしれない。そうであれば次の2戦は変更するかもね」