・バーレーンでF1プレシーズンテスト2日目、全11チーム16人が走行
・ルクレール最速、ノリスとベアマン続く。上位勢は130周超を消化
・ホンダPUのアストンマーティンは苦戦、残るテストで巻き返し図る
F1プレシーズンテスト2日目がバーレーン国際サーキットで行われた。天候は晴れ、気温は24度と昨日と同じく安定したコンディションのもとで走行が進められた。
このテストには11チームが勢ぞろい。テストを走れるのは1チーム1台となっているため、各チームは午前と午後でドライバー交代をさせたり、1人が1日を通して走ったりするなど、各々のプログラムでテストを実施している。2日目の今日は16人がドライブした。
トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、今のところ順調に見える。
トップから0.511秒差の2番手はワールドチャンピオンの称号であるカーナンバー1を付けたランド・ノリス(マクラーレン/メルセデス)。
同1.121秒差の3番手には、トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)とタッグを組んだハースのオリバー・ベアマン(ハース/フェラーリ)が続いた。上位3人は1日通してドライブし、2レース以上の距離となる130周以上も走行した。速さ、そして安定感ともに完成度は高い。
4番手はメルセデスのジョージ・ラッセルだが、午後から走ったため54周に留まった。
5番手は角田裕毅に代わってトップチームのシートを獲得したイザック・ハジャー(レッドブル/フォード)で、87周を走破。序盤に技術的な問題で遅れをとったものの、午後はスムーズに走行、タイムはトップから2.288秒差だ。何かのテストをしていてタイムを伸ばさなかったのか、それとも角田裕毅が苦労したように乗りこなすのに苦労しているのか、真相はまだ分からない。
6番手は独自のパワーユニットを開発したアウディに乗るガブリエル・ボルトレートで、午前中のみで66周を走行した。
7番手はメルセデスPUに切り替えたアルピーヌに乗るピエール・ガスリーで、午前中のみで97周を走行した。
8番手は新規参戦のキャデラックに乗るバルテリ・ボッタスだが、午後にミラーの一部を紛失した。
9番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ/メルセデス)で、62周を走行した。
10番手はニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)で、47周に留まった。
11番手は今シーズン唯一の新人アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ/フォード)で、82周を走行した。新人としては満足いく距離だ。
12番手はカルロス・サインツ(ウィリアムズ/メルセデス)で69周、13番手はリアム・ローソン(レーシングブルズ/フォード)で50周を走行した。
14番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン/ホンダ)で98周を走破。15番手はセルジオ・ペレス(キャデラック/フェラーリ)で42周を走行したものの、序盤に停止してしまった。
この日の最下位となる16番手は、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。午前中にパワーユニットのトラブルで大幅に出遅れてしまい、走行距離はわずか3周だった。
今シーズンからF1にワークスとして復帰したホンダは、昨年チームランキング7位だったアストンマーティンにパワーユニット(PU)を独占供給している。
2日目はフェルナンド・アロンソが1日を通してステアリングを握って98周を走行。しかし、タイムはトップから3.975秒差で、明らかにスピードが出ていない。まだテスト2日目ではあるが、開幕前のテストは残り4日間しかない。奇才エイドリアン・ニューウェイが手掛けたマシンのセットアップをチームのエンジニアたちが理解できていないのか、それともホンダのパワーユニット周りに問題を抱えているのか。または爪を隠しているのか。これはテスト最終日にはっきりするだろう。
テスト終盤には、レースコントロール側がさまざまなシステムチェックを行い、マーシャルポストが点滅し、イエローフラッグ、レッドフラッグ、バーチャルセーフティカーのメッセージがコースサイドとマシン内のステアリングホイールに表示され、全ドライバーは適切に対応した。
明日はプレシーズンテスト3日目、最初のテストの最終日となる。
●【F1テスト2日目】アロンソが語ったアストンマーティン・ホンダの現在地「ペース向上が必要」開幕戦へ課題を明言
●【F1テスト2日目】アストンマーティン・ホンダの課題・・・首脳陣「ペースが足りない」率直に認める 98周消化も開幕戦へ危機感
●【F1テスト初日】アストンマーティン・ホンダは速度と周回数不足・・・王者マクラーレン最速、フォードPUのフェルスタッペンとフェラーリ続く
●【2026年F1テスト:初日午前】全11チーム集結、新時代F1いよいよ本格始動!フォードのフェルスタッペン最速、ホンダのアストンマーティン10番手