キミ・ライコネン(ロータス)のF1復帰後初となる優勝に沸いたF1第18戦アブダビGP。タイトル争いでは、ランキング首位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)と2位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のポイント差が10ポイントに縮まり、残り2戦へ向けて王座争いが加熱した。
予選後、燃料に関する規定違反のため予選結果から除外の処分を受けたベッテル。最年少での3連覇に向けて最大のピンチかと思われたが、ピットレーンからのスタートを選択し、追い抜きを意識した最高速重視のセッティングに変更したことや、荒れたレース展開が味方し、被害を最小限にとどめた。6位入賞の健闘を見せた小林可夢偉(ザウバー)は、ランキング11位のままだ。
F1アブダビGP終了後ドライバーズ選手権トップ5
1.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)255ポイント
2.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)245ポイント
3.キミ・ライコネン(ロータス)198ポイント
4.マーク・ウェバー(レッドブル)167ポイント
5.ルイス・ハミルトン(マクラーレン)165ポイント
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チーム部門のコンストラクターズ選手権では、順位変動がなかった。しかし、ランキング2位のフェラーリがレッドブルとのポイント差を縮めている。ザウバーはランキング6位、5位につけるメルセデスAMGとのポイント差を12ポイントに縮めた。
F1アブダビGP終了後コンストラクターズ選手権トップ5
1.レッドブル 422ポイント
2.フェラーリ 340ポイント
3.マクラーレン 318ポイント
4.ロータス 288ポイント
5.メルセデスAMG 136ポイント
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