フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、3年連続F1チャンピオンを獲得しているレッドブルについて、マシンが速いわりに大仕事をしなければ成功できないと考えている。
アロンソが、競争力で劣るフェラーリのマシンで戦い、実力以上の成績を収めているのに対して、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、空力の天才と称されるエイドリアン・ ニューイ(レッドブル最高技術責任者)がデザインしたマシンのおかげで3年連続チャンピオンを獲得した、というのがパドック関係者の受け止め方だ。
『El Pais(パイス)』紙が、「レッドブルより1秒速いクルマを求めているわけじゃない。でも、ほしいのは戦えるクルマだ」とアロンソの言葉を伝えた。
「レッドブルは2回、最終戦でタイトルを決めている。ほかより1秒速いクルマだったにもかかわらずだ」
「持っているものを最大限生かすというのは、レッドブルの取り柄じゃないんだ」とアロンソは皮肉を言っている。
2013年F1開幕戦オーストラリアGPでは、レッドブルは予選まで圧倒的な速さを見せ、フロントローからのスタートだったが、決勝ではタイヤに問題を抱え、ベッテルは、アロンソに次ぐ3位に終わった。
「たいてい同じなんだ。予選は1位と2位なのに、いつも何かが起きる。スタートの時もあるし、信頼性の時もあるし、タイヤの時もある」とレース後にアロンソが辛らつな評価を下したと伝えられている。