記事要約
・リアム・ローソンは開幕から不振が続き、上海では最下位と苦戦。レッドブル内での将来に暗雲が立ち込めている。
・ラルフ・シューマッハは「自信を失っている」と分析し、アイザック・ハジャーへの交代の可能性も浮上。
・ヘルムート・マルコ博士は「結果がすべて」と厳しい姿勢を示し、今後の分析次第で交代の判断を下す可能性を示唆した。
●【F1中国GP正式結果:タイム差】順位変動!ハミルトン、ルクレール、ガスリーの3人が失格処分
■ローソン、F1シート喪失危機に直面
レッドブル・レーシングのリアム・ローソンが、F1シートの座を早くも失う可能性が浮上している。開幕戦オーストラリアでの不振に続き、上海でも全体の最下位という結果に終わり、チーム内での評価が急速に下がっている。
「時間が必要なのはわかっています。でも残念ながら、僕には時間がありません」とまだ23歳のローソンは語った。「マシンが機能するウインドウは本当に狭いのですが、僕はそれを掴めていないんです」
■ラルフ・シューマッハ「自信は崩壊している」
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ローソンの発言から「もう舞台裏で何かが起きているのでは」と指摘。「彼の自信はすでに崩壊しているように見える」と『Skyドイツ』に語った。「あの“時間がない”という発言は非常に象徴的です。まだ若い彼にとってはとても辛い状況だと思います」
■マルコ博士「これは期待外れ」
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士も、ローソンの2戦連続予選最下位に対し「これは我々の期待とは違う」とコメント。「冷静に話し合うつもりです。我々には他にもドライバーがいますし、ありがたいことに体制は整っている」と控えドライバーの選択肢が豊富であることを示した。
■鈴鹿で角田裕毅に交代?「100%乗る」
次戦の鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに向けて、交代の可能性について聞かれた角田裕毅は「日本で?もちろん100%(乗る)。だってクルマは速いですから」と語った。ローソンの代役としてトップチーム昇格の意志を明確にしたが、その場にいたチーム関係者が発言を遮る場面もあった。
■台頭するハジャー、評価急上昇
しかし、マルコ博士は代役候補として、アイザック・ハジャーの名前を挙げている。「ポジティブな面を見てみましょう。彼はこのサーキットを初めて走ったが、2レース目で素晴らしいタイムを出し、ミスもありません。5年目の角田が後ろにいるんです。アイザックは新人です。これは見事な内容です!」と称賛した。
ハジャーはオーストラリアでも好パフォーマンスを見せていたが、レース中のクラッシュで注目を集めた。
「今のところ、彼が見せてくれているものは本当に素晴らしいです。オーストラリアでも、アクシデントが起こるまでは素晴らしいパフォーマンスを見せていました。そういうことは起こり得ますし、他のドライバーにも起こったことです」
マルコ博士は「光と影は隣り合わせです。この週末を分析し、その後に決める」と冷静に語った。マルコ博士は1週間前、フォーメーションラップでクラッシュしたルーキーのハジャーが泣いていたことを「恥ずかしい」と評していた。
■シート交代は時間の問題か
交代が迫っているのではないかという質問を直接受けた際には、マルコ博士は次のように答えた。
「F1は競争の激しいスポーツであり、ローソンは我々が期待するパフォーマンスを出していません。最終的にはそれがすべてです」とマルコ博士は『Viaplay』にも語っており、ローソンの立場は極めて厳しい状況にあるようだ。「現時点では、リアムが遅れを取っています」
次戦は角田の母国・日本GP。シート交代の行方に注目が集まる。
●【失格】F1中国GPで異例の大波乱!フェラーリ全滅!ハミルトン、ルクレール、ガスリーがまさかの失格処分!
●【ポイント】コンストラクターランキング/第2戦F1中国GP終了後
●【ポイント】ドライバーランキング/第2戦F1中国GP終了後