記事要約
・サウジアラビアGP予選でクラッシュし、タイトル首位をピアストリに譲ったノリス。「休息が必要」と語り、キングスデーの参加を見送りへ。
・「マイアミの前に飲みに行くわけにはいかない」世界王者争いに集中し、禁酒も継続中。
・ティモ・グロックやザク・ブラウンらは、ノリスに“力み過ぎ”を指摘し冷静な対応を促す。
■ノリス、タイトル争いの中で「休息が必要」
2025年F1第5戦サウジアラビアGPでの予選クラッシュと決勝の失速により、マクラーレンのランド・ノリスはドライバーズランキング首位の座をチームメイトのオスカー・ピアストリに譲った。
レース後、ノリスはフランスの『Canal Plus』に対し、「本当に休みが必要だよ」と疲労感を滲ませた。「僕だけじゃなくて、チーム全体が休みを必要としている」とも語り、鈴鹿、バーレーン、ジェッダと続いた“トリプルヘッダー(3連戦)”の厳しさを強調した。
■キングスデーには不参加「今は戦っている最中」
ちょうど数日後にはF1カレンダー上の貴重な週末オフがあり、オランダの祝日「キングスデー(King's Day)」と重なる。しかし、昨年同日にDJマーティン・ギャリックスとともにアムステルダムでパーティーボートに参加し、酔った勢いで鼻に小さな切り傷を負ったことが話題となったノリスは、今年は自重する意向だ。
「いや、残念だけど行かないよ」と、オランダの『Viaplay』に語ったノリス。
「前回は最高の一日だったし、その直後にマイアミで勝ったから、また行きたかった。でも今は世界選手権を争っている。そんなことをしている余裕はないんだ。家に戻ってトレーニングするよ」
ノリスは今年に入ってから一滴のアルコールも口にしていないことを明かし、「今はただ努力し続けるだけ。祝いの席には出られない」と覚悟を語った。
■グロックやマクラーレン幹部も“冷静さ”を期待
一部メディアでは、ノリスの精神的な耐久性を疑問視する声も出ており、元F1ドライバーのティモ・グロックはドイツの『Sky Deutschland』でこう語った。
「彼はこういうミスを何度か繰り返している。最終的にそれがタイトルを逃す原因になるんだ」
またグロックは、ピアストリの冷静さがノリスとの差になる可能性があると指摘。「ピアストリは感情の起伏が少ない。それが強みになる」と述べた。
マクラーレンCEOのザク・ブラウンも、「ランドは十分に速い。だが最近のQ3ではややオーバードライブ気味に見える」と懸念を示し、「もう少し肩の力を抜いてもいい」とアドバイス。
チーム代表のアンドレア・ステラも「彼自身が言っているように、土曜日のパフォーマンスをもう少し磨けば、すべてがうまくいくだろう」と語った。