・F1ベルギーGP決勝は悪天候でスタートが赤旗中断に
・角田「視界が問題」、ノリスも「セーフティカーでも見えない」と懸念
・再開は日本時間23時20分予定、小松代表は「好転の可能性あり」と分析
2025年F1第13戦ベルギーGP決勝は、悪天候によりスタートが延期されている。
現地スパ・フランコルシャンは朝から雨に見舞われ、フォーメーションラップはセーフティカー先導で実施された。しかし、激しい水しぶきによる視界不良とさらなる雨雲の接近を受け、レースコントロールは「スタート手順を中断」と発表。その後すぐに赤旗が提示され、レース開始は見送られる形となった。
この状況について、マクラーレンのランド・ノリスは「理想的とは言えない。セーフティカーの後ろにいてもほとんど見えない。他のドライバーがどう感じているか想像もつかないよ」とコメント。角田裕毅(レッドブル)もフォーメーションラップ前に「問題は視界だと思います。レースはできると思いますが、1コーナーまでの視界が厄介です。様子を見てみましょう」と語っていた。
フォーメーションラップ後、角田は「自信はいつもよりあります」と短くコメント。マシンの仕上がりには手応えを感じているようだ。
また、ハースの小松礼雄チーム代表はF1中継のインタビューで次のように見解を述べている。
「15〜20分ほどでスタートできるタイミングが来ると予想しています。予測は難しいですが、今のところこの雨雲の後ろには大きな降雨は見られていません」
「水量や乾き具合によって状況は変わりますが、ウェットのままならオリバー(ベアマン)に有利、乾いてくればエステバン(オコン)にアドバンテージがあると思います」
レースは日本時間23時20分に再開予定と発表された。