・角田裕毅はイタリアGP初日、FP1で14番手、FP2で9番手
・マシン挙動の不安定さやグラベル拾いに課題を抱えた
・予選へ向けてショートランとロングランの改善に意欲を示す
F1第16戦イタリアGP初日、レッドブルの角田裕毅はFP1で14番手、FP2で9番手につけた。路面の変化やトラフィックに悩まされつつも、手応えある速さを示し、予選と決勝に向けたセットアップの方向性を模索している。
FP2では僚友マックス・フェルスタッペンとわずか0.192秒差に迫り、これまで以上の手応えを得られた様子だ。ただしトップから1秒以内に17台がひしめく大接戦の状況で、モンツァはわずかなミスが順位の大幅な変動につながる。チャンスを掴むためには、細部にわたる調整が鍵となりそうだ。
FP1:14番手
FP2:9番手
「今日は全体的に浮き沈みがありましたが、ポジティブな部分も多く、ペース自体はとても良かったと思います。ただ、少しフレックス(挙動の不安定さ)が出て、その原因を探る必要がありますし、思った以上に多くのグラベルを拾ってしまったのも予想外でした。理由がはっきり分からない部分もあります。
トラフィックの中で走る場面も多かったですが、それでも最終的にはかなり良いラップタイムを記録できました。ソフトタイヤでのロングランに入る流れはあまりスムーズではなく、決勝に向けたペースはもう少し欲しかったです。ショートランとロングランのバランスを調整する必要があります。」
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