・ランビアーゼがリンドブラッドの堅実な走行を称賛
・午後は路面温度50度に迫り、冷却と温度管理が課題に
・ロングラン時のタイヤマネジメント改善に全力で取り組む方針
F1第20戦メキシコシティGP初日を終え、レッドブル・レーシングのレーシング責任者ジャンピエロ・ランビアーゼは、FP1で走行した18歳のアービッド・リンドブラッドの仕事ぶりを高く評価する一方、午後の高温環境下で直面した課題についても言及した。特にロングランでのタイヤマネジメントと温度管理が今後の焦点になると語っている。
「FP1ではアービッドが非常に堅実な仕事をしてくれました。新しいコンポーネントをテストしていましたが、必要なデータをしっかり集め、マシンを無傷で戻してくれました。
午後のセッションでは、路面温度が50度近くに達し、パワーユニットやブレーキ、そしてタイヤの冷却に大きな負担がかかっていました。現在の課題は、タイヤ内部温度と表面温度のバランスをどう取るかという点です。FP2では特にロングランでの走りが大きなテーマとなりました。
1周の速さについては、マックスを見ても分かるように両車とも競争力があると感じています。ただし、燃料が多めの時のロングランペースに関しては改善が必要で、今夜はそこに全力で取り組む予定です。現時点ではタイヤのデグラデーション(摩耗)や熱のコントロールに満足しているとは言えません。理想的な状態に近づけるため、引き続き調整を進めていきます。」
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