・中東情勢を受け、FIAは4月開催予定のバーレーンGPとサウジアラビアGPの中止を決定
・FIAは、安全を最優先とした判断であると説明
・開催地側も理解と感謝のコメントを発表した
FIA(国際自動車連盟)は、慎重な評価の結果、中東地域の現在の情勢を踏まえ、4月に予定されていたバーレーンGPおよびサウジアラビアGPの中止を決定したと発表した。
代替案も検討されたが、最終的に4月に代替ラウンドは設けられないことが決定された。
また、F2、F3、F1アカデミーの各ラウンドについても、予定されていた日程では開催されない。
この決定は、FIAおよび各レース主催者と十分に協議したうえで下されたものだとしている。
「非常に難しい決断でしたが、現在の中東地域の状況を考慮すると、現時点では正しい判断だったと言えます。
今回の決定にあたり、FIAおよび各グランプリの主催者の皆さんが示してくれた全面的な理解と支援に感謝したいと思います。彼らは例年と同じように、情熱とエネルギーをもって私たちを迎える準備を進めてくれていました。状況が許し次第、できるだけ早く再び中東でレースを開催できることを楽しみにしています」
「FIAは常に、関係者やコミュニティの安全とウェルビーイングを最優先に考えています。慎重な検討を重ね、その責任を踏まえたうえで今回の決定を下しました。地域に平穏と安全が戻り、できるだけ早く安定した状況に戻ることを願っています。また、今回の出来事の影響を受けているすべての方々に心を寄せています。
バーレーンとサウジアラビアは、F1カレンダーにおいて非常に重要な位置を占めています。状況が許し次第、両国で再びレースを開催できることを楽しみにしています。今回の決定に至るまで、協力的かつ建設的な姿勢を示してくださった各グランプリの主催者、スポンサー企業、そして選手権に関わるすべての関係者の皆さんに心から感謝します」
「私たちはF1の決定を全面的に支持します。また、FIAとF1からの継続的な支援とパートナーシップに感謝しています。F1が再びバーレーンで開催される際には、世界中のファンの皆様をお迎えできることを楽しみにしています。F1コミュニティの皆様から多くの応援のメッセージをいただきました。サーキットを代表して、この場を借りて心より感謝申し上げます」
「サウジアラビア自動車・モーターサイクル連盟は、2026年のレースカレンダーについてのF1の決定を尊重します。王国内の多くのファンが、この4月にジェッダで開催される予定だったF1 STCサウジアラビアGPを楽しみにしていました。しかし、今回の決定の背景にある事情については理解しており、今後もF1と緊密なパートナーシップを維持していく考えです」