【WRCラリージャパン初日】トヨタ勢がトップ4独占 勝田貴元はパンク乗り越え6位

2026年05月30日(土)0:26 am

記事要約


・WRCラリージャパンのデイ1でトヨタ勢がトップ4を独占

・エバンスが首位発進、ソルベルグ、オジエ、パヤリが続く

・母国ラリーの勝田貴元は序盤のパンクを乗り越え総合6位


■トヨタ勢がラリージャパン初日を席巻

2026年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリージャパンが5月29日(金)にスタートし、デイ1として愛知県内で6本のステージが行われた。

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは初日から強さを見せ、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタ GR YARIS Rally1)が首位発進。オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組が総合2位、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組が総合3位、サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組が総合4位に続き、トヨタ勢がトップ4を独占した。

今大会は、現行規定のRally1車両にとって最後のターマック(舗装路)イベント。ラリージャパンは愛知、岐阜での開催5年目を迎えたが、今年は初めて秋ではなく5月開催となった。

■エバンスが首位、勝田は序盤のパンクから巻き返しへ

デイ1はアスケ、イセガミズ・トンネル、イナブ/シタラの3ステージを、豊田スタジアムでのミッドデイサービスを挟んで各2回走行する構成。6本のステージ合計距離は108.54kmだった。

午前中はドライ、湿った路面、ウェット路面が入り交じる難しいコンディションとなった。SS1ではソルベルグがベストタイムを記録し、パヤリ、オジエ、エバンスが続くなど、トヨタ勢が上位を占めた。

一方、母国ラリーにWRCウイナーとして凱旋した勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、SS1でコーナリングラインが膨らみ、側溝にタイヤが落ちかかる形でダメージを負った。それでもステージを走り切り、その後も粘り強く走行。デイ1終了時点では、総合5位ティエリー・ヌービル(ヒョンデ)と5.6秒差の総合6位につけている。

■勝田「諦めるつもりはない」母国ラリーで巻き返し誓う

母国ラリーにWRCウイナーとして凱旋した勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、SS1でコーナリングラインが膨らみ、側溝にタイヤが落ちかかる形でダメージを負った。その後も難しいコンディションの中で粘り強く走行し、デイ1終了時点では総合6位につけている。

勝田は初日を振り返り、「今日は期待していたほど順調にはいきませんでした。コンディションは非常に難しく、濡れて滑りやすい場所を把握するのが本当に難しかったです」とコメントした。

さらに、最初のステージでのパンクがその後の展開に影響したことも認めている。

「残念ながら最初のステージでパンクをしてしまったことで、その後はウェットコンディションで、ハードタイヤを使わざるを得ませんでした。午後はタイムと順位を取り戻そうと全力を尽くしましたが、タイヤ戦略がうまく機能しませんでした」

それでも勝田は、残り2日間での巻き返しへ前を向いている。

「まだ2日間残っていますし、諦めるつもりはありません。応援してくださるファンの皆さんのために、とにかく良い走りをしたいと思っています。」

■ラリージャパン デイ1結果

1位 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(トヨタ GR YARIS Rally1)1時間13分07秒0
2位 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン(トヨタ GR YARIS Rally1)+15.7秒
3位 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ(トヨタ GR YARIS Rally1)+17.1秒
4位 サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン(トヨタ GR YARIS Rally1)+41.5秒
5位 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ(ヒョンデ i20 N Rally1)+58.2秒
6位 勝田貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタ GR YARIS Rally1)+1分03秒8
7位 アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア(ヒョンデ i20 N Rally1)+1分16秒3
8位 ヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード(ヒョンデ i20 N Rally1)+2分17秒0
9位 ジョン・アームストロング/シェーン・バーン(フォード Puma Rally1)+2分40秒9
10位 アレハンドロ・カチョン/ボルハ・ロサダ(トヨタ GR Yaris Rally2)+3分26秒6

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