バルテリ・ボッタスは、キャデラックが自身の交代を検討しているという報道を否定し、こうした憶測は「見出しとクリック数」を稼ぐためのものにすぎないと主張した。
モナコGPを前に、チームメイトのセルジオ・ペレスと比べて苦戦が続くボッタスに対し、キャデラックがシーズン途中のドライバー交代を検討しているとの報道が浮上していた。ボッタスは、プレッシャーがかかる中でモナコの週末を迎えていた。
これについてキャデラックF1の代表グレアム・ロードンはすでに明確に否定しているが、ボッタス自身も同様に噂を否定した。
「これもこのスポーツの一部です。こうした噂に対処するのは初めてのことではありません。誰かが完全なデタラメを作り上げているのは残念ですが、この世界ではよくあることです」
元メルセデスのドライバーであるボッタスは、チーム内での自身の立場について何の懸念も抱いていないと語った。
「自分の状況は分かっていますし、チームもそれを理解しています。チームは100パーセント僕を支持してくれているので、それほど心配はしていません」
また、こうした報道が出る理由について問われると、ボッタスはためらうことなく答えた。
「見出しとクリック数のためですよ。それが僕の持論です」
キャデラックのF1デビューイヤーとなる今季は、ここまでセルジオ・ペレスが明確に優位に立っている状況だが、ボッタスはその差には技術的要因があると主張している。
「パワーユニットだけでなく、マシンの構造にも問題があることが分かっています。何がうまくいかなかったのかは理解できていますし、自信もあります」
一方のペレスは、現在の好調ぶりが自身の実力を正しく反映していると主張している。
フランスのモータースポーツ専門誌『Auto Hebdo』に対し、ペレスは次のように語った。
「確かに、レッドブルでの最後の6か月間を見れば、僕が世界最高のドライバーのひとりだとは思わないかもしれません。ですが、当時の僕が置かれていた状況を理解し、パフォーマンスについて熟知している人々が今のチームでの走りを見れば、僕がトップドライバーのひとりだと分かるはずです」
さらにペレスは、自信を取り戻した背景についても言及した。
「レッドブルでの最後のシーズンの苦しみは、本当に自信を打ち砕くものでした。(その後)フェラーリのマシンに乗り込み、久々の走行にもかかわらず10周ほどでペースをつかんだとき、『これだ』と思いました。」
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