【F1オランダGP】角田裕毅、8カ月ぶり復帰!初めてのマシンに手応え 代表も称賛「素晴らしい仕事。Q3に進出できる」
2026年F1第12戦オランダGP初日、約8カ月ぶりにF1実戦へ復帰した角田裕毅(レーシングブルズ)は、フリー走行1回目(FP1)を17番手、スプリント予選を12番手で終えた。
初めてドライブする2026年型マシンを学ぶ時間は、FP1のわずか1時間のみ。雨上がりで路面状況が変化するなか、角田はFP1からスプリント予選にかけて着実に前進した。
セッション後には『フジテレビ』のインタビューで手応えを語っていたが、チームの公式プレスリリースでもスプリント予選の結果に満足感を示している。
■角田裕毅「セッションごとに積み上げていく」
フリー走行1回目:17番手
スプリント予選:12番手
「今日は雨の影響で少し難しくなりました。特に、まだマシンに慣れている途中なので、よりチャレンジングでした」
「このマシンは昨年までとはかなり違っていて、特に高速セクションでは大きく異なります。そのため難しい場面もありましたが、スプリント予選の結果には満足しています」
「まだ改善できるところや学ぶべき部分はありますが、このスプリント・フォーマットを楽しんでいます。今の一番の目標は明日の予選なので、セッションを重ねるごとに積み上げていき、大事な場面ですべてをうまくまとめられればと思います」
角田はフジテレビのインタビューでも「悪くない結果だったと思います」と振り返り、短い時間のなかで前進できたことを前向きに受け止めた。
「初めてのマシンで、何もかもが昨年とは違いましたが、セッションごとに改善できています。今日の大きな目標だった予選に向けたデータ収集やマシンへの慣れという意味では、良い方向に進んでいるので、この流れで予選と決勝に向けて頑張っていきたいです」
■パーメイン代表「この状況を考えれば素晴らしい仕事」
レーシングブルズF1のアラン・パーメイン代表はFP1で、初めてオランダGPを走るリンドブラッドと、昨年12月以来の実戦走行となる角田が、それぞれコースと2026年型マシンを学ぶ必要があると語っていた。
「アービッド(リンドブラッド)はここを走るのが初めてなので、コースを学ばなければなりません。ユウキ(角田裕毅)も昨年12月以来のドライブとなるため、マシンを学ぶ必要があります」
「明日も雨が降る可能性があります。私たちはドライコンディションを望んでいます。雨になれば、まったく新たな挑戦になりますが、鈴鹿で行われたタイヤテストでは、このマシンをウエットコンディションで走らせています」
パーメイン代表も、急きょF1へ復帰した角田の仕事ぶりを高く評価した。
「ここザントフォールトでは、まずまずの一日になりました。完璧ではありませんでしたが、かなり良かったと思います。角田裕毅は、この状況を考えれば今日、素晴らしい仕事をしてくれました。本当に見事でした」
また、ザントフォールト初走行ながらスプリント予選でトップ10入りした新人アービッド・リンドブラッドについても称賛し、2台ともFP1からスプリント予選にかけて前進できたと説明した。
「今夜は、マシンからもう少しパフォーマンスを引き出す方法と、エネルギーマネジメントを最適化する方法を検討します。それができれば、明日の予選では2台ともQ3に進出できる可能性は十分にあると思います」
急な参戦決定、初めての2026年型マシン、そして練習走行はわずか1時間。角田は決して簡単ではない条件のなかで、復帰初日を着実にまとめた。
土曜日の公式予選では、さらにマシンへの理解を深め、Q3進出を目指す。
【関連記事】
●【F1オランダGP|SQ】角田裕毅、復帰初日に2026年型マシンの“違い”を実感「特に高速セクション」土曜予選へ理解深める
●【F1オランダGP|SQ2タイム差】角田裕毅は0.359秒届かずSQ3逃す 昇格したローソンも脱落、リンドブラッドはSQ3進出
●【F1オランダGP|FP1タイム差】角田裕毅、8カ月ぶりF1復帰で初走行 ホンダ新スペックPU投入でアロンソ好調
●【F1オランダGP】緊急参戦の角田裕毅、FP1で新人リンドブラッドに0.825秒差 わずか1時間の“適応力勝負”、“生き残り”をかけた週末へ
●【F1オランダGP】レッドブルはなぜ角田裕毅ではなくローソンを選んだのか? 緊急参戦で見える“3人比較”の意味