コラピント、ガスリー車だけの大型アップデートに複雑 効果大なら「少しつらい週末」

2026年08月23日(日)5:00 am

記事要約


・大型アップデートは1台分のみ、ガスリー車へ前倒し投入

・旧仕様で走るコラピント、大きな性能差が生じれば「少しつらい週末」

・レーシングブルズを追うアルピーヌ、ドライバー変更もポイント獲得の好機に


フランコ・コラピントは、オランダGPで複雑な立場に置かれていると認めた。

アルピーヌが用意できた大型アップデートは1台分のみで、ピエール・ガスリーのマシンに投入されるためだ。

このアップデートは当初、イタリアGPで両車に投入される予定だった。しかし、シミュレーターで有望な結果が得られたことを受け、アルピーヌは1台分を今回のオランダGPへ前倒しで持ち込んだ。

一方、コラピントは旧仕様のマシンで今週末を戦うことになった。

■性能差が小さくても大きくても複雑な立場

ザントフォールトで記者から現在の心境を尋ねられたコラピントは、次のように語った。

「昨日、僕もまったく同じことを考えていました。『僕が本当に望んでいるのは何だろう? 分からない』と自問していました」

コラピントにとってのジレンマは明らかだ。旧仕様のマシンでガスリーに近い位置を走れば、自身のパフォーマンスを示すことになる。一方、大きな性能差が生まれれば、アップデートの効果が高いことを示すことになる。

「シミュレーターでは、かなり大きな効果がありそうです。もし本当にそうなら、僕たちにとって非常にいいことです。2台のダウンフォースの差が大きければ大きいほど、僕たちにとってはいいことです。もちろん、アップデートが完璧に機能すれば、僕にとっては少しつらい週末になるかもしれません」

■モンツァでコラピント車にも投入予定

それでもコラピントは、イタリアGPでは自身のマシンにも同じパッケージが投入される予定であり、まずは今回のアップデートの効果を確認することが重要だと強調した。

「ファクトリーでは、本当に懸命に取り組んできました。このアップデートはモンツァで両車に投入する予定でしたが、想定より早くザントフォールトへ持ち込むことができました。それ自体が、すでにいいことです。残念ながら今回は1台分しかありませんが、うまく機能し、シーズン後半に僕たちがさらに上位で戦えることを示してくれるよう願っています」

■レーシングブルズのドライバー変更も得点の好機か

アルピーヌは中団争いでレーシングブルズに後れを取っており、巻き返しに向けて、今回のアップデートによる前進を必要としている。

一方、レーシングブルズでは、角田裕毅が一時的にF1へ復帰している。コラピントはこうした状況も、アルピーヌにとってポイント獲得の好機になり得るとみている。

「チームとして、僕たちは常にチャンスを生かさなければならないと思います。普段はなかなかそうした機会に恵まれないからです。これによって、さらにポイントを獲得し、トップ10に戻るチャンスが生まれるのであれば、その機会を最大限に生かしたいと思います。」


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