「長くレースを続けるつもり」ハミルトン、2028年のフェラーリ残留にも含み
■2027年以降もフェラーリで走る可能性
イギリス出身のルイス・ハミルトンが「長くレースを続けるつもりです」と語り、2028年もフェラーリに残留する可能性に含みを持たせた。
この発言は、9月上旬のイタリアGPを前にしたものだ。41歳のハミルトンはフェラーリと2027年までの契約を結んでおり、モンツァでは、その先の契約延長を巡る臆測が強まっていた。
マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスが長期契約を結んだばかりだったことを受け、イタリア紙『La Repubblica(ラ・レプッブリカ)』から自身の将来について尋ねられたハミルトンは、こう答えた。
「まだ1年ありますし、今はそのことに集中するときではありません。でも、フェラーリが大好きですし、居心地も良く、長くレースを続けるつもりです。新しいレギュレーションになっても、僕はここにいると思います」
■苦戦した初年度を経て変わったチームとの関係
7度のF1世界王者であるハミルトンは、フェラーリ加入初年度の2025年に苦戦を強いられた後、チームとの関係がどのように変化したのかについても説明した。
「昨シーズン、変更を求めましたが、チームはあまり多くを変えたがりませんでした。僕の提案に、チームは不安を感じていました。新しい要素を取り入れる準備ができていなかったんです。それまで導入したことがなかったからです」
最終的には、広範囲にわたる変更が実現したという。
「少しずつ、すべてを変えました。ブレーキ、シャシーの部品、サスペンション、シートの位置、ステアリングの構成です」
シャルル・ルクレールも最終的に同じ方向性を採用したのかと尋ねられると、ハミルトンはこう答えた。
「はい。僕の側から始まった方向性ですが、それによって僕たちは同じ方向に進めるようになりました」
■取材時は首位と59ポイント差、その後103ポイント差に
取材当時、ハミルトンはバルセロナ・カタルーニャGPでの優勝などを経てタイトル争いに返り咲き、首位との差を59ポイントとしていた。タイトル獲得への望みについて、次のように語っていた。
「もちろんです。59ポイント差ですが、僕は調子を上げていますし、まだ多くのレースが残っています。簡単ではありませんが、今も信じています」
その後、ハミルトンはイタリアGPで6位、スペインGPでリタイアとなり、直近のアゼルバイジャンGPも6位で終えた。10月2日時点では199ポイントでランキング3位につけているが、首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(302ポイント)との差は103ポイントに広がっている。
■41歳でも反応速度には自信
ハミルトンは、41歳という年齢への懸念も退けた。
「先日、ミーティングで反応速度の話をしていました。僕の反応速度は今も良好です。実際、エンジニアたちからは、若い人たちの大半より速いと言われました。40歳になると遅くなると言いますが、僕は41歳です。確かに回復には以前より時間がかかりますが、今は回復を助ける手段が以前よりずっと多くあります。」
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