【フェラーリF1】ハミルトン「わだかまりは解消」ルクレールと2人きりで対話 追加検査で出走許可、旧仕様PUで出場

2026年09月12日(土)15:30 pm

記事要約


・ルクレール、追加検査で出走許可 新型エンジンは精査のため旧仕様に変更

・ハミルトンとルクレールが直接対話でわだかまり解消 バトルのルール明文化は未だ

・フェラーリ、2027年に向け新エンジンを計画 バスール代表は早期差の縮小を目指す


フェラーリのシャルル・ルクレールは、イタリアGPでの大クラッシュ後に追加の医療検査を受け、マドリードで開催されるF1スペインGPへの出走許可を得た。一方、残念な結果に終わった母国レースで表面化したフェラーリ内部の緊張も、和らいだようだ。

■ルクレール、追加検査で出走許可 エンジンは旧仕様に

クラッシュ後に視覚の異常を訴えていたルクレールは、木曜日に次のように語った。

「大きな事故だったと感じました。でも、検査はすべて問題ありませんでした」

ただし、フェラーリはクラッシュの衝撃を受けた新型エンジン「ADUO-2」を詳しく調べるため、マシンから取り外した。ルクレールはマドリードで旧仕様のエンジンを使用する。

■ハミルトンとルクレールが直接対話「わだかまりは解消しました」

コース外では、ルクレール、チームメイトのルイス・ハミルトン、フェラーリF1のフレデリック・バスール代表の間で話し合いが行われ、モンツァ(イタリアGP)で生じた対立も沈静化に向かっているようだ。

ハミルトンはマドリードで、ルクレールと2人きりで率直に話し合ったと明かした。

「彼と僕の2人だけで向かい合って座り、そのことについて話しました。お互いに包み隠さず、正直に話しました。わだかまりは解消しましたし、もう前に進めます」

ルクレールも、オープニングラップのバトルで「やりすぎた」ことを認めた。

「でも、僕たちの良好な関係に影響はまったくありませんでしたし、今後も変わりません」

ハミルトンは月曜日にバスール代表とも話し合った。

「意見の違いはありますが、一緒に前へ進む道を見いだそうとしています」

■チーム内バトルのルール明文化はまだ「1週間では変えられません」

ただし、ハミルトンがモンツァ後に求めていた、チームメイト同士のバトルに関するルールの明文化は、まだ実現していない。

ルールが導入されたかと問われたハミルトンは、「いいえ」と明確に答えた。

「今は、次の週末でより良いパフォーマンスを発揮することに集中しています。これほど根本的なことを、1週間で変えることはできません」

メルセデスでも、モンツァ終盤にチームメイト同士が接触寸前となる場面があった。メルセデスF1のトト・ウォルフ代表も、簡単な解決策はないと語った。

「適切なバランスを見つけるのは、本当に難しいです。私たちは、一歩も引かないライオンのようなドライバーにマシンを任せたいと思っています。でも同時に、チームのことも考えられるドライバーであってほしいのです」

ウォルフ代表はイタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう説明した。

■フェラーリ、2027年に向け新エンジンを計画

一方、バスール代表は、フェラーリのエンジン開発が2027年のさらなる性能向上を見据えていると明かした。

「来年に向けた新しいエンジン『2027年型ADUO-1』を計画しています。当然、私たちの目標はできるだけ早く差を縮めることです。」


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