メルセデスF1、苦戦の新仕様に「光が見えてきた」 アントネッリが感じた進歩と、速さを引き出す難しさ

2026年10月13日(火)12:30 pm

記事要約


・アントネッリ、新空力パッケージに改善の兆し「トンネルの出口に光」

・性能を引き出せる範囲は依然狭く、従来仕様より速いかは確信持てず

・ウォルフ代表、次戦アメリカGPでも新パッケージを継続使用へ


■新空力パッケージに改善の兆し「トンネルの出口に光が見えてきた」

メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリにとって、シンガポールGPはタイトル争いに加え、メルセデスが苦戦してきた新空力パッケージへの理解を深めるうえでも重要な一戦となった。

「週末を通して着実に進歩できたと感じています。最初はペースが足りず、僕自身も新しいパッケージに苦戦していました」

「でも、チームはマシンがより良く機能するように、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。ようやくトンネルの出口に光が見えてきたと感じていますし、このパッケージの開発をさらに進めていきます」

ただし、新パッケージがあらゆるサーキットで従来仕様より速いかどうかについては、まだ確信を持てていない。

「シンガポールのサーキットでは、まだそうは言えません。新しいパッケージのポテンシャルや、それによって得られる性能は見えています」

「実際、いくつかのコーナーでは僕自身もその効果を感じています。ただ、現時点ではマシンがうまく機能する範囲があまりにも狭いのです」

■ウォルフ代表、アメリカGPでも新パッケージ継続を明言

メルセデスF1のトト・ウォルフ代表も、新パッケージの性能を見極めるため、次戦のアメリカGP(オースティン)でも引き続き使用する方針を示した。

「今日のマシンには競争力がありました。ただ、理想的に機能する範囲が信じられないほど狭いのだと思います。次のオースティンでも使用し、そこでも機能するかどうかを確認します」

チームメイトのジョージ・ラッセルも、新パッケージの性能を引き出す方法を理解する必要があると考えている。

「アップグレードを投入してもラップタイムはあまり良くなかったので、何とか機能させる必要があります。僕たちは長い間、圧倒的な強さを見せていました。でも、休み明け以降、レッドブルのマシンがさまざまなタイプのサーキットで非常に速いことが分かってきました。」


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