中東情勢が再び緊迫、イモラはF1代替開催の準備継続 安全を最優先

2026年10月18日(日)6:00 am

記事要約


・カタールとアブダビは予定通り開催の判断

・不可抗力に備えイモラが代替開催の準備を継続

・MotoGPも11月のカタール戦を慎重に監視


■中東2戦は維持、イモラも待機

F1の最高経営責任者(CEO)であるステファノ・ドメニカリは、カタールGPとアブダビGPを予定通り開催すると最近述べた。ただし、中東の安全保障情勢が再び悪化する中、イタリアのイモラは緊急時の代替会場として準備を続けている。

ドメニカリCEOはイギリス紙『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』に、両レースの開催を維持する決定を下したと説明した。

「一定の期日より前に不可抗力が生じた場合、イモラはレースを開催できる準備が整っている会場です」

その後、サウジアラビアのダーランにあるサウジアラムコの施設で、ミサイル攻撃による火災が発生するなど、地域情勢は再び緊迫した。この施設は、カタールのルサイル・サーキットから約165km離れている。

こうした事態により、イモラを代替会場とする備えの重要性はさらに高まっている。

■小松代表、決定の通知は「10月中旬まで」と予想

ハースF1の小松礼雄代表は、各チームが10月中旬までに明確な説明を受けると見込んでいた。

「ステファノは10月中旬までに決定を伝える意向だったと思います。そうすれば、私たち全員が状況を正確に把握できます。イモラは、そこでレースを開催することになった場合に備えて準備を進めていると思います」

■MotoGPも同じ問題に直面

オートバイのロードレース世界選手権MotoGPは、F1よりも早く同じ問題に直面する。延期されたカタールGPは11月6日から8日に予定されている。

MotoGP運営会社のカルロス・エスペレータ副最高経営責任者は、インドネシアで次のように語った。

「状況を注意深く見守っています。カタールへ向かう前提で準備していますが、もちろん、スタッフとファン全員の安全と健康が最優先です」

複数のライダーからも不安の声が上がった。フランチェスコ・バニャイアは「僕たちの安全が本当に最優先なら、あらゆる面を慎重に検討する必要があります」と指摘した。

アレックス・マルケスは、カタールへ行くことになるのか、さらに不安をにじませた。

「行くのか、行かないのか。僕はチケットを持っていますが、実際に行くのかは分かりません」

ペドロ・アコスタは、次のように付け加えた。

「僕たちはレースをするために雇われています。もし爆弾が落とされるなら、近くに落ちないことを願います。」


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