F1はイモラが代替案、F2はバクーで今期終了の可能性 貨物は中東へ向かわず欧州へ

2026年10月02日(金)5:00 am

記事要約


・カタールとアブダビの開催可否は不透明、F1はイモラを代替候補に準備

・F2の貨物はカタールへ向かわず欧州へ、残る2大会が中止されても代替なしとの情報

・首位カマラと2位ツォロフは7ポイント差、タイトル争いが続くかどうかも不透明に


F1のシーズン終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPは、依然として開催の見通しが立っていない。開催できない場合に備え、イタリアのイモラが代替開催地として準備を進めている。

一方、F2では、バクーで行われたアゼルバイジャン大会が結果的に今季の最終戦となる可能性が浮上している。

オランダの公共放送『NOS』によると、F2チームのファン・アメルスフォールト・レーシングを創設し、現在はアドバイザーを務めるフリッツ・ファン・アメルスフォールトは、残るカタールとアブダビの2大会が中止された場合、代替戦は行われないと各チームがすでに説明を受けていることを明かした。

■F2の貨物はカタールへ向かわず欧州へ

ファン・アメルスフォールトによると、F2の貨物はカタールへ送られず、すべて欧州へ戻されるという。

「通常なら、すべての貨物はそのままカタールへ向かい、現地の埠頭で8週間ほど保管されます。今回はすべてこちらへ戻ってきます。そうなると、もうレースはないのだろうと考えます」

ファン・アメルスフォールトは、F2内で共有されている情報では、カタールは事実上すでに開催が難しくなっている一方、アブダビは未定のままだと説明した。

「カタールはすでに中止になったと聞いていますが、アブダビはまだ分かりません。確かなことは誰にも分かりません。ただ、最終戦は12月初旬です。状況が落ち着いていれば、開催できる可能性は十分にあります」

■F1の代替候補イモラでF2も開催できないのか

F1では、中東での終盤戦を開催できない場合に備え、イモラが代替開催地として準備を進めている。

こうした状況を踏まえ、ファン・アメルスフォールトは、F1がイモラで代替レースを行う場合に、F2も併催しない方針に疑問を呈した。

「最初から理解できませんでした。F1がイモラで代替レースを行うのなら、なぜ私たちの代替レースもそこで組まないのでしょうか?」

■首位カマラは7ポイント差、王座の行方も不透明に

残る2大会の開催可否が決まらないため、F2ではタイトル争いがすでに決着しているのか、それとも続くのかさえ分からない状況となっている。

ラファエル・カマラは、2位のニコラ・ツォロフに7ポイント差をつけて首位に立つ。3位のアレックス・ダンにも、計算上はタイトル獲得の可能性が残されている。

『NOS』のアナリストを務めるイェルーン・ブリーケモレンは、バクーでのタイトル候補たちの戦いを次のように振り返った。

「彼らはバクーを最終戦のように戦っていました。まるですべてを懸けた一戦のようでした。見ていて素晴らしかったですが、自分たちがどういう状況にいるのかは把握しておく必要があります。」


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