フェラーリのルイス・ハミルトンは、開催が不透明となっているカタールGPとアブダビGPについて、予定どおり実施されることを望むと語った。両レースは現在も公式カレンダーに掲載されている一方、開催できない場合に備えた対応も検討されているという。
ハミルトンは、中東でのレースについて「僕は行きたいです」と語った。
「中東へ行くのが好きです。読んだ限りでは現地は大丈夫そうですが、僕はすべての情報を持っているわけではなく、リスクがどの程度なのかも分かりません。スポーツにとって正しい判断をしてくれると、ステファノを信頼しています。現地へ行けることを願っています」
パドックでは、終盤の2戦を予定どおり開催できない場合、イモラがアブダビGPの代替開催地になるとの見方が強まっている。
最終決定は、F1最高経営責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリが以前示した「9月中旬」という目安より遅れ、10月にずれ込む可能性もあるという。
ドイツ紙『Bild(ビルト)』は、FIA関係者のコメントとして、次のように伝えた。
「質問が来ることは分かっています。2026年シーズンのカレンダーに関する私たちの立場は変わっていません。ステファノが何度も話しているとおり、計画は変わらず、予定どおり進めています」
ただし、同紙によると、水面下では代替計画の検討も続いている。カタールGPが中止となった場合は代替戦を設けず、イモラはアブダビGPが中止された場合に限り、シーズン最終戦の代替開催地となる想定だという。
また、安全面への不安が残る場合、中東への渡航を拒否することを検討しているチーム代表やドライバー、メカニックもいると報じている。
ハミルトンはイモラが欧州での有力な代替候補であることを認めつつ、12月の開催には天候面から疑問を示した。
「冬のイモラでシーズン最終戦を行うのは、天候面で最善の選択ではないかもしれません」
7度のF1世界王者は、F1コミッションが承認した、2027年から標準レース距離を305kmから290kmへ短縮する方針には、さらに厳しい言葉を向けた。
「グランプリは以前よりずっと身体的負担が小さくなっています。むしろレースを長くすべきでした。これはまったく無意味です。今年はいくつか、フィニッシュを迎える前にもう少し続いてほしいと思ったレースがありました。それなのに今は、僕が望んでいることと正反対のことが進められています」
2027年のモナコGPで予定されているスプリントについては、マックス・フェルスタッペンとも珍しく意見が一致した。
ハミルトンは「モナコのようなコースでスプリントは解決策になりません。面白くするには別の方法を考える必要があります」と語った。
フェルスタッペンも「決勝と同じ展開ですよね。スタートにはワクワクしますが、その後は抜けません。すごく単純な話です」と同意した。
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