F2ミシェルCEO「カタールとアブダビは中止されない」 F1はイモラでの代替開催にも備え
F1は、2026年シーズンをカタールGPとアブダビGPで締めくくる方針を維持している。一方、両レースを開催できない場合に備え、イモラでの代替開催に向けた準備も進んでいると報じられている。
10月19日時点のF1公式カレンダーには、カタールGPが11月27~29日、アブダビGPが12月4~6日の日程で掲載されている。
■F1は中東2戦の開催方針を維持、イモラも代替候補に
F1関係者は、スペイン紙『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』に対し、次のように語ったという。
「変更はありません。両レースとも予定どおりカレンダーに入っています。また、代替開催地が必要になった場合のプランBとして、イモラ・サーキットも候補になっています」
欧州でシーズンを終えなければならない場合に備え、イタリアのイモラでは、仮設スタンドの設置がすでに始まっていると報じられている。
■ミシェルCEOもF2の中東2戦開催に自信
F2のブルーノ・ミシェルCEOは10月15日(木)、F2も予定どおり中東2戦を開催するとの見方を強調した。
「カタールとアブダビが中止されることはありません。私たちはそこでシーズンを終えたいと考えています。F1はその方針で進めていますし、私たちも同じです」
■中東で大規模イベントの中止や延期が相次ぐ
ただし、中東情勢への懸念は再び強まっている。サウジアラビアとカタールでは、すでに複数の大規模イベントが中止、または延期されている。
世界耐久選手権(WEC)のカタール戦は中止となり、サウジアラビアのジェッダで予定されていたサッカーのeスポーツ大会「FIFAeファイナル」も延期された。リヤドのテニス大会「シックス・キングス・スラム」も、中止または延期になったと報じられている。
オートバイのロードレース世界選手権MotoGPでは、カタールGPが11月6~8日に予定されている。運営側は開催に向けた準備を進めながら、引き続き情勢を注視している。
カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長も、10月13日に行われた諮問評議会の開会演説で、関係機関と国民に最悪の事態への備えを求めた。
「私たちの務めは常に最善を目指すことですが、最悪の事態にも備えなければなりません」
「対話と平和的解決に取り組むことは、自国の防衛をおろそかにするという意味ではありません。この機会に、その点も強調したいと思います」
■ドメニカリCEO、不可抗力が生じた場合の代替開催に言及
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、カタールGPとアブダビGPを予定どおり開催する決定を下したと説明していた。一方、不可抗力によって開催できなくなった場合の対応について、次のようにも述べている。
「一定の期日より前に不可抗力が生じた場合、イモラはレースを開催できる準備が整っている会場です」
F1とF2は中東でシーズンを締めくくる方針を維持している一方、F1は万一の場合に備え、イモラでの代替開催という選択肢も残している。
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