F1イン・スクールズへザウバーのモニーシャ・カルテンボーンCEOが後援者として参加することになった。F1の公式ウェブサイトが伝えている。
F1イン・スクールズとは、学生に楽しくて刺激的な学びの場を提供し、エンジニアリング、科学、テクノロジー、数学のイメージを変え、これらの分野のキャリアについて正しい認識を持たせる事を目指すプログラム。参加する学生は、圧縮空気で動くF1モデルカーをCAD/CAM(コンピューター支援設計/製造)を使って設計する講義を受ける。設計されたモデルはコンピューター制御された機械で製造され、3~6人で構成されるチームが、モデルを専用のコースでレースさせ、さらに口頭と筆記でモデルについてのプレゼンテーションを共同で行う。
これまでにマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュ、レッドブルの最高技術責任者エイドリアン・ニューイ、ケーターハムの最高技術責任者マイク・ガスコイン、メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンなどがF1イン・スクールズを支援してきた。
カルテンボーンはF1イン・スクールズの意義について、次のように語っている。
「F1イン・スクールズは、モータースポーツでキャリアを築くために必要な要素を学生に初めて体験させることができる素晴らしいプログラムです。特にエンジニアリングの分野では、エキサイティングかつ競争の激しい現場の環境で、レースに必要な技術を学ぶ事ができます」
2010年に女性初のF1チーム経営者としてザウバーのCEOに就任したカルテンボーンは、2010年4月に発足した、FIA(国際自動車連盟)の「モータースポーツで活躍する女性委員会」にも参加。同委員会は最近、F1イン・スクールズを支援し、2012年の国際大会決勝で才能ある女性にトロフィーを贈呈する事を決定したばかりだ。
「モータースポーツで活躍する女性委員会の一員として、委員会とF1イン・スクールズが協力できる事をとてもうれしく思います」
「私はこのプログラムが少女たちをモータースポーツに興味を持たせる一助になると信じています。周りからの十分なサポートさえあれば、女性がこの世界で成功できない理由はないと思います。私は女性がF1でチャンピオンを目指して競争する日が来る事を期待しています」とカルテンボーンは加えた。