F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンが、2014年もF1カーがピットレーンを電気モーターだけで走行することはないと確信しているようだ。
だが、2014年に新しいV6ターボエンジンが導入されるにあたり、ピットレーンをモーターだけで走行するということはすでにルールの中で明記されている。
もともとエクレストンは、2014年から現行のV8エンジンに替えてV6エンジンを導入することについても反対の立場をとっていたが、先週末のインドGPの際に、V6エンジン導入の中止についてはあきらめたと次のように語っていた。
「われわれは今の(V8)エンジンに慣れ親しんできていた」
「多分、新しいエンジンにも慣れてゆくだろうね」
だが、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)が定めた2014年からの「環境に優しい」ルールの別の部分には、F1カーがピットレーンを走行する際にはガソリンエンジンを停止させ、電気で作動するモーターのみで走らなければならないとされている。
しかし、エクレストンはF1ビジネス専門のジャーナリストであるクリスチャン・シルトに対し、「ピットレーンでの電気モーター走行は実現しないだろう」と語った。
新V6エンジンの導入についてエクレストンは、現行のV8エンジンを継続すべきという立場をとる者も少なくなかったものの、その代表格として知られているフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロでさえ、新エンジンの導入に譲歩せざるを得なかったと認め、次のように続けている。
「ディ・モンテゼモーロは満足していないよ」
「だが、みんながこれ(V6エンジン開発)に金を費やしたと言っているんだ」