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エクレストンに対する公訴は未確定

2012年11月21日(水)13:35 pm

大方のメディアの推測に反して、贈収賄事件に関与したとされるF1の最高責任者バーニー・エクレストンを公訴するか否かの決断を、ドイツ検察はまだ下していないようだ。

ドイツ誌『Focus(フォーカス)』によると、長きにわたる調査ののち、ミュンヘン裁判所がようやくエクレストンの追及に乗り出すことを決定したそうだ。

また『Focus(フォーカス)』は、エクレストンと検察側との間で行われた、エクレストンが数百万ドルの返済に応じるのであれば厳罰ではなく執行猶予扱いにするとの「取引」が決裂に終わったとも報じている。

しかし主席検事のトマス・シュタインクラウス・コッホはそういった「取引」の存在を認めようとはせず、『DPA通信』に対してエクレストンを公訴するかどうかは未決定であることを明かした。

なおエクレストンから多額のわいろを受け取ったとされる元バイエルン州立銀行の最高リスク対応責任者ゲルハルト・グリブコウスキーは、既に実刑判決を受けており現在服役中である。

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