エンジン供給は最大4チームまでが理想的とルノー

2013年05月30日(木)21:45 pm

ウィリアムズが2014年シーズンからメルセデス・ベンツとの間でエンジン供給契約を結んだことが発表されたことを受け、2012年シーズンからウィリアムズにエンジンを供給していたルノー・スポールF1のジャン・ミシェル・ジャリニエ社長が以下の声明を発表した。

「ルノーに対し、過去2年にわたって心温まる対応をしてくれたウィリアムズに感謝するとともに、今後のさらなる健闘を祈りたい」

「ウィリアムズとルノーはともに長い歴史を築いてきており、再びその関係を結ぶこととなった2012年には早くもスペインGPで優勝を飾り、その勝利への精神をすぐに呼び覚ますことができていた。われわれは、この2度目のパートナーシップによるチーム体制を、その名声にふさわしい結果を残して終えることができるよう、今後も11月のF1ブラジルGP(最終戦)までチームとして活動を継続してゆくことになる」

「ルノー・スポールF1としては、ことあるごとに、もし要請があれば最大5チームまでは供給を行うと発言してきた。だが、それは経済的に意味をなさないだろうし、われわれの資源的状況からも理想的ではないだろう。われわれとしては、3チーム、あるいは最大でも4チームが理想的だ」

「それゆえ、ウィリアムズと別れることは状況を正常化するものであり、われわれサイドにおいてはさまざまなことがより明確となってくる。われわれは数週間以内に次のチームについての発表を行うことになるだろうし、その後6月末までには最終的な形を発表できるだろう。2014年のエンジンに向けての挑戦に対し、高い士気を保ち続けている」

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