ロズベルグ「ハイブリッドや新技術でF1は面白くなる」

28日（火）にメルセデスAMGの2014年型車であるW05が公開され、それを受けてニコ・ロズベルグが今シーズンに向けての意気込みを語った。

ニコ・ロズベルグ
「先週金曜日（24日）にシルバーストンで短い初走行は行ったけれど、ついにちゃんとクルマを走らせることができるからものすごくワクワクしている。これまですごく忙しかったし、本当にクルマを運転できることを楽しみにしているんだ。今年は新しい技術の導入によってかなり複雑になる。それは素晴らしいことだと思っているよ。F1が本当に時代を象徴するものになるからね。今まで以上に燃費やハイブリッドによるエネルギーを使うことに焦点が合わせられることになる。それはいい方向性だと思っているし、レースもさらに面白くなるんじゃないかと思うよ」

「昨年12月に行ったバーレーンでのピレリテストの後、僕がクルマから離れていたのは1ヶ月ほどだけだったけど、それは前向きにとらえているよ。なぜならすぐに仕事に取り掛かることができるからね。これから3回テストがあるけれど、いつものように、実際にサーキットで走行できる時間はすごく限られている。だから、クルマを仕上げ、信頼性を高めることは本当に重要な任務なんだ。順調に進んでいると思うけれど、すべてのチームにとって、かなり難しいものになるだろうね。僕は、こんなに素晴らしいチームにいられて幸運だと感じているよ。僕たちにはその仕事をやり遂げられるという自信がある」

「新しいシーズンを迎えるにあたってヘルメットのデザインを新しいものに変えたんだ。そして、僕は自分のクルマのノーズに6というナンバーを付けることになる。父が冬にEメールをよこしたんだけど、6は、自分がF1チャンピオンになったときのもので、それ以来ラッキーナンバーだったと書かれていたよ。でも、そのときは6を選ぼうとは思っていなかった。その後、僕のフィアンセが、6は彼女のラッキーナンバーでもあるって言ったのさ。だから、少しその気になった。そして、僕も2002年に（当時参戦していたフォーミュラBMWで）このナンバーでタイトルを取っていたことを思い出したんだ。これが、楽なシーズンにしてくれるカギになるといいね！」