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F1ロシアGP、「サーキットは91パーセント完成」と主張

2014年02月17日(月)15:01 pm

2014年に初開催されることが決定しているF1ロシアGPの主催者が、ソチのサーキットはレースが行われる10月までには準備を整えられると主張している。

現在冬季オリンピックが開催されているソチの施設について準備不足と指摘されているが、その同じ敷地内に設けられる予定となっているF1サーキットの準備についても不安視する声が上がっていた。

FIA(国際自動車連盟)が発表した2014年のF1カレンダーでは、10月12日(日)に決勝が予定されているロシアGPについて、「サーキットの承認が必要」である旨のただし書きが付けられている。

そして、今週『Reuters(ロイター通信)』が報じたところによれば、サーキットは「柵に囲まれて建設中」であり、「掘削機と廃棄物コンテナ」が雑然と置かれ、「周辺には瓦礫(がれき)が散乱している」状態だという。

『Reuters(ロイター通信)』のアラン・ボールドウィン記者は、ピットレーンには「大ざっぱな舗装が施され、ガレージの上の階段や通路には建築資材や廃棄物がちらかっている」と書くとともに、「天井からはワイヤーが垂れ下がり、エレベーターシャフトの中は空の状態」であり、観客席やVIP席は「まだ骨組みだけで何もない」状態だと説明している。

だが、主催者のオレグ・ザバラは、「ソチのサーキット建設は順調に進んでいる」と次のように主張した。

「すべての工程はスケジュールにそって進められている。サーキットは91パーセント完成している」

「すべては予定通りであり、オリンピック期間中も何の問題も起きていない」

そう説明したザバラは、チーム用の建物や医療センターはすでに完成していると付け加えた。

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