弱冠18歳のF1ドライバー、マックス・フェルスタッペンとレッドブルとの契約の詳細が明らかになったようだ。フェルスタッペンは、2017年にはフリーエージェント(自由契約)になる可能性があるという。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じたところによると、マックス・フェルスタッペンの現在の契約は、2017年にトロロッソからレッドブルへ昇格されない限り、他チームに自由に移籍できる条項が盛り込まれているという。
■フェラーリが選ぶのは?若手かベテランか
「キャバリーノ(フェラーリ)はついに若手ドライバーとリスクを取るだろうか?または、キミ・ライコネンと4年目の契約を更新してベッテルを快適なままにするのか?」とも伝えている。
しかし、フェラーリへの移籍を示唆するような事もあるという。フェルスタッペンは「これまでのF1のライバルの中では、ベッテルに最も感銘を受けている」と語ったという。
「ドライバーたちは、自分のチームに満足していると、いつも彼らは飛び出してモチベーションを上げる方法を知っているよ」
「ベッテルが良い例だ。その精神がドライバーにとって最も重要だと思うね」とフェルスタッペンは語った。
ちょうど一週間前、F1オーストラリアGP決勝レースでチームメートのカルロス・サインツに怒りをぶちまけたフェルスタッペンだが、サインツに何か見習うべきことはあるか、と聞かれたフェルスタッペンは「何もない。正直に言うとね」と語ったという。
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