ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、来年のF1も今年と同じ年間21レースで行われることになるだろうと報じている。
今年、過去最多となる21レースで開催されているF1だが、来季は本来であればニュルブルクリンクで開催されるはずのF1ドイツGP開催が不透明な状態であることもあり、年間レース数がどうなるのかもまだはっきりとは分からない状況だ。
だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、来年には新たなグランプリが登場することはないものの、年間のレース数は今年と同じ21レースになるだろうとし、初戦のF1オーストラリアGPは3月26日に開催されることになるだろうとしている。
ある匿名のチーム代表は『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、次のように語ったという。
「最初のレースは3月26日だ。そしてその1週間後には我々は上海にいるだろう」
また、2017年のF1カレンダーは今年と非常に似たものになりそうだという。懸案のドイツGPに関してはF1最高責任者のバーニー・エクレストンがホッケンハイムと交渉していることが報じられているが、恐らくは来年以降もホッケンハイムがドイツGPを開催するという方向で落ち着くのではないかと見られているようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、9月終盤にパリで開催されるFIA(国際自動車連盟)の下部組織である世界モータースポーツ評議会において2017年のレーススケジュールが検討され、その後暫定カレンダーとして発表される予定になっているという。