F1最終戦アブダビGPの金曜フリー走行で、2台のフェラーリを2人の兄弟が操縦する可能性が出てきた。
フェラーリは当初、リザーブドライバーであるオリバー・ベアマンを起用する予定だった。しかし、今年すでに代役として何度か走行したことで、FP1でルーキーに経験を積ませることを目的としたルールの適用外となってしまったことで、イタリアの『Corriere dello Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』が次のように報じている。
「フェラーリはカルロス・サインツのマシンにアーサー・ルクレールを乗せることを検討している」。
24歳のアーサー・ルクレールは、フェラーリのレギュラードライバーであるシャルル・ルクレールの弟で、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属している。『コリエーレ・デラ・セラ』によれば、アーサーは現在のフェラーリF1マシンについて深い知識を持っており、シミュレーターでの作業を通じて「兄シャルルやサインツのセッティング準備を担当している」という。
さらに、アーサーはピレリのタイヤテストにも参加しており、F1マシンのメカニズムにも精通していると報じられている。
「たとえ1時間だけでも、彼ら兄弟が一緒にコースを走る姿を見られれば、いつも2人を支えてきた母親のパスカルにとって特別な贈り物になるだろう」と同紙は伝えている。