ここ数か月だけでも、ルイス・ハミルトン(39歳)はフェラーリの本拠地であるマラネロを5回以上訪問していたと、イタリアの有力スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じている。
さらに、ハミルトンはイタリア語のレッスンも受けているとのことだ。これらのファクトリー訪問は、2025年以降に向けた主要エンジニアとの関係構築や、新しいコックピットに慣れるためのものだとされている。
『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙は、フェラーリがハミルトンの要望に応じ、コックピットの位置をわずかに後方に移動させることに同意したとも伝えた。これは、ハミルトンが2022年以降、メルセデスの「グラウンドエフェクト」マシンで苦戦し、繰り返し不満を述べていた部分だ。
■元フェラーリF1代表ビノット「私ならハミルトンと契約しない」
キャリアの大半をメルセデスで過ごしてきたが、終盤でハミルトンは調子を崩したが、これについて元フェラーリ代表で現在はアウディ傘下のザウバーに所属するマッティア・ビノットは「私は7度のワールドチャンピオンを獲得した彼と契約しなかっただろう」とコメントしている。
■現フェラーリF1代表バスール「ハミルトンはザウバーには行かない」
一方で、現フェラーリ代表のフレデリック・バスールは「ハミルトンがザウバーに行くこともなかったと思う」と『La Stampa(スタンパ)』に対して冗談交じりに語った。
また、批判については「私たちの選択について、いろんな人がコメントする時間があるようで嬉しいね。私は自分たちの仕事に集中しているんだ。ザウバー時代にはフェラーリについて話さなかったよ」と述べている。
■ハミルトンの苦戦はなぜ?
ハミルトンがここ数か月で何がうまくいかなかったのかと問われると、バスールはこう答えた。
「長いパートナーシップの終わりに直面していること、また多少のフラストレーションもある複雑な状況だ。彼は常に簡単なシーズンにはならないと理解していた。
我々としては、昨年の間に全ての面で改善を進めてきた。この傾向が続くことを望んでいるよ。(シャルル)ルクレールはトップに立つ準備ができているし、私はハミルトンに対する考えを変えるつもりはない。」