F1日本GPが運命の分かれ道?マルコ博士が角田裕毅の「成長」を高評価、ローソンは「あと1戦」で判断か?

2025年03月23日(日)8:11 am

記事要約


・リザーブから昇格したリアム・ローソンに対するレッドブルの評価は、今後の3戦で判断される見通し

・マルコ博士はローソンの困難な状況を認めつつも「見限るには早い」と擁護

・角田裕毅は昨年から大きく成長しており、マルコ博士も引き続き注視していると語った


■ローソンへの評価は「まだ早い」マルコ博士が擁護

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のチームメイトとしてF1にフル参戦中の23歳のリアム・ローソンは、オーストラリアGPに続き中国GPでも苦戦を強いられている。スプリント予選と本予選では最下位に終わったものの、レッドブル首脳陣は序盤3戦の結果を見て評価を下す構えだ。

今週、マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、レッドブルF1が角田裕毅(レーシングブルズ)ではなくローソンを選んだのは「奇妙な」選択だと批判した。しかし、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、選んだ理由は精神的な強さゆえと語っており、『Servus TV』の取材に対し「あまり気にしていない。よくある茶番だ」と語った

また、『Osterreich』紙には次のように語った。

「ユウキ(角田裕毅)は昨年一貫性がなかった。残念なことに、ローソンもまだ何もまとまっていない」

「メルボルンではドライコンディションで最も速い一人だったことが見落とされている。まだ見限るべきではない」と語り、ローソンを擁護した。

「オーストラリアは彼にとって初レースだったし、中国も知らないサーキット。確かに難しい状況だ。最初の走行は良かったが、2回目はタイヤを適切な温度に上げられなかった。彼はリズムを掴んだように見えたが、やはり難しい。彼自身も、レーシングブルズのマシンより運転が難しいと言っていたが、今は少しずつリズムを掴むべき時だ」とコメントした。

■角田裕毅にも注目「人としてもドライバーとしても成長」

一方、マルコ博士は角田裕毅についても言及。

「ユウキは昨年から今年にかけてさらに成長している。人としても、ドライバーとしてもだ」と高く評価。「彼はマネジメントも変更し、今のところ非常に良いパフォーマンスを見せている」と語り、今後の活躍に注目していることを示した。

■ホーナー代表もローソンを擁護「時間が必要なだけ」

チーム代表のクリスチャン・ホーナーもローソンを支持する姿勢を示した。

「リアムは理性的でしっかりした考えを持っています。彼に伝えたのは、批判やSNSを無視して、自分のことに集中しろということです。彼には時間が必要です。レッドブルは厳しい場所ですが、マックスはチームにほぼ10年所属しています。私たちは若い才能を支援するポリシーがあるからこそ、彼にチャンスを与えています」と語った。

■ローソン本人「精神面の強さが重要」

ローソンは、率直で自信に満ちたドライバーとして知られているが、その自信はすでに揺らいでいるのだろうか?

ローソン自身も、精神的な強さの重要性を『Bild(ビルト)』に認めている。

「自己不信のまま走れば、それが運転に影響します。このスポーツでは精神的な強さが重要なんです。最高のパフォーマンスを発揮するには、そのような考え方が必要だと分かっています」と語った。

ローソンは、角田ではなく自身がシートを確保した理由について問われた際には、「自分を信じてくれて選んだのだと願いたいです」とコメントしている。

19周の短いスプリントレースでは最後尾スタートから14位まで追い上げたローソンについて、マルコ博士は「完走してくれて本当によかった、感謝しているよ」と語った。

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