記事要約
・2025年日本GPから角田裕毅がレッドブル・レーシングへ、リアム・ローソンがレーシングブルズへ移籍し、両者が交代することが発表された。
・レッドブルは独自の体制を活用し、両チームにおいてドライバーローテーションを導入している。
・レーシングブルズのチーム代表ローラン・メキースは角田の進展を称賛し、ローソンに対しても最適な環境を提供する意欲を示した。
2025年F1日本GPから、リアム・ローソンはレッドブル・レーシングを離れ、レーシングブルズに加わることが決まった。これにより、角田裕毅は4年連続チャンピオンのマックス・フェルスタッペンとともにレッドブル・レーシングで戦うことになった。
レッドブルは両チームの4つのシートを活用し、ドライバーローテーションを導入することを決定した。
■角田裕毅を誇りに思っている!
ローラン・メキース代表は角田裕毅の昇格決定に次のように語った。
「ユウキ(角田裕毅)がレッドブル・レーシングへの移籍を勝ち取ったことを、私たちは信じられないほど誇りに思っています!
昨年、そして2025年のシーズン当初からの彼の成長は、まさに目覚ましいものでした。個人的にも、チーム全体としても、ファエンツァとミルトンキーンズの全員がその成長を見守ることができたことは、非常に光栄なことでした。
ユウキのエネルギーとポジティブな姿勢は、私たちのファクトリーとガレージの隅々まで明るく照らしてくれました。そして、彼はいつまでもレーシングブルなのです! 私たちは、彼がレッドブル・レーシングで成功を収めることを願っています」
■ローソンを輝かせる
さらに、ローソンに対しては次のように語った。
「VCARBのスタッフ全員が、リアム(ローソン)が我々のクルマで輝けるよう、そして彼が持つ才能を最大限に発揮できるよう、最善の環境を用意して一緒に頑張っていきたいと思っています。
リアムは昨年、すっかりチームに溶け込んでくれました。アイザック(ハジャー)もすでにチームにしっかりと溶け込んでくれていますので、若いながらも強力なラインナップが揃ったと言えるでしょう。」と語り、チームの成長に期待を寄せた。