記事要約
・フェルスタッペンは、レーシングブルズ降格の決定に反対し、ローソンではなくマシンに問題があると主張
・角田裕毅はシミュレーターでRB21に好感触、「自分向きのセッティングで鈴鹿表彰台を狙う」と意気込み
・レッドブルは角田専用の穏やかなセットアップ導入を検討中
■フェルスタッペン、ローソン降格に不満「問題はマシン」
マックス・フェルスタッペンは、レッドブル陣営が2025年シーズン開幕2戦でリアム・ローソンの交代を「満場一致」で決めたことに異を唱えていた。
フェルスタッペンは、マシンの挙動が非常に難しいため、ローソンを角田裕毅に替えても大きな違いは出ないと主張していたという。
ヘルムート・マルコ博士は『formel1.de』の取材に対し、「その通りです。マックスもそう表現していました」と明かした。
「マックスは、クルマの運転が非常に難しいと主張し、もし良くなればローソンのパフォーマンスも改善されるはずだと話していました」とマルコ博士は語り、「もちろん我々も開発に取り組んでいますが、それがどの程度のスピードで進むかはまだ言えません」と述べた。
フェルスタッペンが先週、ローソンの交代劇を「いじめ」に例えたドライバーのSNS投稿に「いいね」を押したことも話題となっている。
■角田裕毅、鈴鹿表彰台に意欲「RB21は悪くない」
一方、レッドブル・レーシング昇格を果たして凱旋帰国中の角田裕毅は、週末のホンダ青山本社でのフィナーレイベントに登壇。シミュレーターで2日ほどRB21を走らせ、「表彰台」が目標と宣言した。
「RB21はそれほど運転しにくいマシンではないと感じました」とコメント。フェルスタッペンとのセットアップの違いを認めつつも、「自分に合ったクルマを作っていきたい」と意気込みを語った。
「最初からうまくはいかない」と前置きしつつも、今週末に向けて前向きな手応えを口にしている。
■レッドブルは角田裕毅専用のセットアップへ
マルコ博士も「2台目にはより穏やかで扱いやすいセットアップを試すことを検討している」と発言。これは角田がRB21でローソンよりも好感触を示していることを受けた戦略変更と見られる。
角田は昨年末にもレッドブルの2024年型マシンをテストした際、「自分のドライビングスタイルに合っている」と語っていたが、「あれはちょっとしたセールストークも入っていますね」と笑わせつつ、「問題なく走れていたので、自分には合っていると感じました」と笑顔で振り返った。
トップチーム入りを果たした角田裕毅が、走り慣れた鈴鹿サーキットでどんな走りを見せるのか、世界中が注目している。