現地時間2025年4月13日(日)、F1第4戦バーレーンGPの決勝レース(全57周)が行われ、角田裕毅(レッドブル)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が接触する場面があった。
●【2025F1第4戦バーレーンGP】結果・タイムスケジュール
■セーフティカー導入:角田裕毅とサインツが接触
30周目のターン1、角田裕毅のイン側にサインツが飛び込みオーバーテイク。しかし、角田も負けじと出口の加速で並びかけるとマシンがスライドし、左リアタイヤがサインツの右サイドポンツーンに接触してデブリがわずかに飛び散った。
その後、ストレートでサインツのマシンから何かのデブリが吹き飛んだ。サイドポンツーンに大量の空気が流れ込んだ際に風圧で穴が広がったようだ。しかしサインツはそのまま走り続けた。
32周目、セーフティカーが導入。コースに飛び散ったデブリの回収とコースの清掃のためだ。ここで多くのドライバーがピットイン、タイヤ選択はソフト、ミディアム、ハードと戦略が分かれた。残りは25周だ。
■サインツ、キミ・アントネッリと接触寸前
36周目、レース再開。コース上では激しい攻防が繰り広げられた。ターン10では18歳の現役高校生アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のイン側に、30歳のサインツがタイヤスモークを上げながら飛び込むと、アントネッリはクラッシュを避けたものの順位を落とした。この時点でサインツのマシンの右サイドポンツーンに穴が空いているのが確認できたが、走行を続けた。
後に、アントネッリをコース外に押し出したとしてサインツに10秒ペナルティと2ペナルティポイント(合計3/12ヶ月間)が科せられた。
■サインツ、角田裕毅を批判しリタイア
その後、45周目の終わり、16番手を走行していたサインツがピットイン。ピットでサイドポンツーンの確認をしたようだが、ピットアウトして最後尾でコースに復帰。
46周目、サインツは無線で「スチュワードはユウキ(角田裕毅)を調査すべきだ。ターン1の出口で僕に対してやったことはバカバカしい」と批判すると、再びピットイン。マシンのサイドポンツーンには大きな穴が空いていて、リタイアを選択した。なお、サインツと角田裕毅の接触についてはレース中の事故と判断され、おとがめなしとなっていた。
■ピアストリ完勝
レースは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)で、ポール・トゥ・ウィンで完勝。2位はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位はランド・ノリス(マクラーレン)だった。
レッドブル・レーシング・ホンダRBPTは、マックス・フェルスタッペンが6位、角田裕毅は9位でダブル入賞を果たした。角田は昇格後、2戦目にしてレッドブル・レーシングでの初ポイントを獲得。苦戦したフェルスタッペンとは10秒差でチェッカーフラッグを受けた。