■角田とガスリー、1周目で痛恨のクラッシュ
2025年F1第5戦サウジアラビアGPの決勝レースは、波乱の幕開けとなった。スタート直後の1周目、角田裕毅(レッドブル)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)が接触し、両者ともに市街地サーキットの壁に激突。レース序盤から2台がリタイアとなった。
ポジション争いが激しかったスタート直後、イン側にいた角田に対してガスリーが並走。2台は並んだままコーナーに進入し、接触して壁に突っ込む形となった。ダメージは大きく、ガスリーはその場で走行不能となり、角田もピットに戻ったものの、修復はかなわずリタイアを余儀なくされた。
このクラッシュによりセーフティカーが導入され、序盤からレース展開にも大きな影響を与えることとなった。
角田は前日の予選で今季2回目のQ3進出を果たし、自己最高の8番グリッドを獲得。ポイント獲得も期待されていただけに、無念のリタイアとなった。一方のガスリーも9番グリッドからスタートし、久々の入賞を狙っていただけに、こちらも痛恨の結果となった。
●【2025F1第5戦サウジアラビアGP】全セッションの開催日時・結果