ヒュルケンベルグ、ハジャー＆ハミルトン撃破で15位→5位の大金星！“予選Q2落ちの置き土産”が10ポイントを呼んだ！
記事要約
・ヒュルケンベルグが15番手スタートから5位に躍進し今季最高位
・土曜の不振が功を奏し、温存タイヤで戦略的優位に
・アップグレードの効果を実感し、強力なレースペースを披露
F1スペインGP決勝でニコ・ヒュルケンベルグ（Kickザウバー）が今季最高位となる5位フィニッシュ。アップグレードの効果を実感する週末となり、戦略と速さを両立させて貴重な10ポイントを持ち帰った。
■ニコ・ヒュルケンベルグ（Kickザウバー）
スタート：15番グリッド
決勝：5位
タイヤ戦略：
スタートはソフト（新品）→9周目にミディアム（新品）→45周目にソフト（新品）→56周目にソフト（新品）
「今日はすべてがうまく噛み合った日曜日でした。スタートから調子がよく、1周目もクリーンに走れて、すぐにポイント争いに加わることができました。皮肉なことに、土曜日がベストな結果ではなかったことでソフトタイヤを1セット温存でき、それが戦略面で優位に働きました。セーフティカーで状況が混乱した中、新品タイヤを持っていたことは“ゴールデンチケット”のようなものでした。今日は新品と中古タイヤの性能差がかなり大きかったですからね。
マシンの感触は週末を通して良好でしたし、今回のアップグレードは明らかにパフォーマンスを一段引き上げてくれました。レース全体を通して強いペースを保てましたし、ファクトリーと現場の両方で懸命に作業してくれたチームのみんなに感謝しています。
昨日は自分の走りを最大限に発揮できず、すごく悔しかったです。でもその怒りが、今日のレースではさらなる原動力になりました。こうして巻き返して10ポイントを持ち帰れたのは本当に気持ちいいですし、チームにとっても大きな結果です。最終的に大事なのはそこですからね。」
●【F1スペインGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果
