記事要約
・ハジャーは現時点でレッドブル昇格に「準備ができていない」と発言
・昇格の可能性に「怖さもあるが興味深い」と複雑な心境を語る
・今季ここまで9戦で21ポイント獲得、チームの主力として活躍中
■ハジャー「レッドブル昇格にはまだ早い。でも興味はある」
アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、現段階ではレッドブルへの昇格に「準備ができているとは言えない」と認めつつも、チャンスが与えられた場合に「興味がある」と語っている。
デビュー戦となったF1オーストラリアGPでは、フォーメーションラップ中のミスで涙のリタイアに終わったが、その後はQ3進出やポイント獲得を重ね、モナコでは5番グリッドから6位フィニッシュという自己最高成績を記録。着実に実力と存在感を示してきた。
今季ここまでの好調ぶり、そしてマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして苦戦が続くリアム・ローソンや角田裕毅の状況を踏まえ、一部ではハジャーのレッドブル昇格の可能性も取り沙汰されている。
■「怖いけど…」昇格には複雑な思い
F1カナダGPの木曜会見でレッドブル昇格の可能性について問われたハジャーは、正直な心境を明かした。
「ちょっと怖いですね。準備ができているとは思えません」
「まだ9戦しか経験していませんし、ユウキ(角田裕毅)やリアム(ローソン)といった優れたドライバーでさえ苦戦しているのを見ていると、自分にはまだ難しいと感じます。だから“すぐに準備万端”というわけではありません。でも、もし声がかかれば、もちろん応えますよ」
「正直、何が起きるのか見てみたい気持ちはあります。F1のトップレベルがどんなものなのか体験してみたいですし、隣のマシンにはマックスがいますからね」
「とはいえ、今はレーシングブルズでF1を楽しんでいますし、順調に進んでいます。多くを学びながら、いつかそのチャンスが来る日のために備えているところです。それだけです」
■「とても幸せ。でも好奇心はある」
さらに、もし本当にレッドブルからオファーがあったら受けるか?という問いには、こう答えた。
「選べる立場なら…という感じですね」
「今の環境にはとても満足しています。でも同時に、すごく興味もありますし、好奇心も強いんです。現実的にはそうなる可能性は低いので、あまり深く考えたことはありません」
現在ハジャーは、開幕から9戦を終えてドライバーズ選手権9位。レーシングブルズがこれまでに獲得した28ポイントのうち、21ポイントを彼一人で稼ぎ出している。
一方、レーシングブルズのピーター・バイエルCEOは2026年末までは育成を希望しているようで「手錠をかけてでも阻止する!」とレッドブル・レーシングに懇願していることを明かしている。
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