記事要約
・元F1ドライバーのラルフ・シューマッハがラッセルの将来に警鐘
・フェルスタッペンに引かない姿勢を称賛し、移籍の可能性に言及
・アルバースは「今のマクラーレンならラッセルが王座リード」と評価
■「トト・ウルフは気をつけろ」ラッセルに他チームが急接近…ラルフが“フェルスタッペン対応”を称賛
メルセデスのトト・ウルフ代表が慎重にならなければ、ジョージ・ラッセルというF1界屈指の逸材を失うことになるかもしれない――元F1ドライバーで現在は解説者を務めるラルフ・シューマッハが、そんな警鐘を鳴らしている。
シューマッハは『Skyドイツ』に対し、「ラッセルは少し退屈だ」と評しつつも、その姿勢には好感を抱いていると明かした。
■「マックスに対して引かなかった」
カナダGPでのセーフティカー中に、ラッセルがマックス・フェルスタッペンに強気な態度を示した場面について、シューマッハはこう語る。
「彼はマックスに『自分だってやれる』と見せた。まあ、あれは彼のキャラにはあまり合っていないと思うけどね。マックスならもっと優雅にやっていただろう」
「でも彼は、『見てろ、マックス。俺も全力で勝ちにいく』という意志をはっきり示したんだ」
シューマッハは、2025年シーズンここまでのラッセルについて「すべてを正しくやってきた」と評価しており、にもかかわらずメルセデスのウルフ代表が2026年以降のマックス・フェルスタッペンに対して“門戸を開いている”ように見える点に疑問を呈した。
「トトはどこかで決断しなきゃいけない。そうじゃないと、他のチームがラッセルを獲りにくることになるだろう。F1の世界は展開が非常に速いからね」
「昨年すでに、いくつかの有力チームがドライバーを引き抜こうとしていたという噂も聞いている。最近は契約を買い取ってまで移籍する流れもあるから、ラッセルは今、優秀なドライバーを探しているチームにとって最も人気のある存在のひとりになっている」
実際、ラッセルは今季末で契約が満了するフリーエージェントだ。ウルフとシューマッハの双方が「チームのリーダーはラッセル」と認めているにもかかわらず、将来の去就は未定のままだ。
■「今のマクラーレンならラッセルが王座リード」
さらに元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、オランダ紙『デ・テレグラーフ』に対し、「ラッセルがマクラーレンにいれば、ドライバーズ選手権で大きくリードしていた」と断言した。
「彼が好きかどうかは別として、非常に安定している。彼は常にそこにいる」とアルバースは述べた。
同紙のエリク・ファン・ハーレン記者が「本当にノリスやピアストリ、さらにはルクレールよりも評価しているのか」と尋ねると、アルバースはこう答えた。
「そうだね。マックスの少し下にはなるが、ピアストリやノリスよりは上だと思うよ。」
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