ハース×トヨタが富士で異例F1テスト!平川亮と初走行・坪井翔、育成超えた動きに注目

2025年07月14日(月)21:44 pm

記事要約


・ハースF1が富士で旧型マシンテストを実施、日本では初開催

・平川亮と坪井翔がF1マシンをドライブ、坪井は初体験

・技術提携の深化や将来のF1参戦を示唆する動きも注目


■ハースF1が富士スピードウェイで旧型マシンテスト、日本人2名がF1マシンをドライブ

ハースF1チームは、8月6日(水)と7日(木)にTPC(Testing of Previous Cars=旧型車テスト)プログラムの一環として、富士スピードウェイでセッションを実施すると発表した。日本でのTPCテストは初となる。

このテストには、ハースのパートナーであるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)から平川亮(31歳)と坪井翔(30歳)の2名が参加。F1マシンでの走行経験を持つ平川に加え、2024年スーパーフォーミュラのチャンピオンである坪井は今回がF1マシンでの初走行となる。

ハースは今回のTPCテストで2023年型マシン「VF-23」を使用。F1マシンのパフォーマンスとテクノロジーを体感する機会として、両ドライバーにとって貴重なセッションとなる。

■「トヨタのホーム」で実現する意義深いテスト

ハースF1の小松礼雄チーム代表もコメントを発表しており、「チームにとってTPCプログラム初年度に、富士スピードウェイで2日間にわたって走行できることを、心から嬉しく思っています」「トヨタのホームサーキットで我々のマシンを走らせることは特別な意味があります」と語っている。

富士スピードウェイは、ハースとTGRがパートナーシップを発表した場所でもある。

■坪井翔「夢が叶うチャンス、大切な1日にしたい」

今回の起用にあたって坪井翔は、自身の公式アカウントを通じて「この素晴らしい機会を与えてくれたハースF1チームとTGRに感謝します。もちろん、F1マシンをドライブすることをとても楽しみにしています。この一生に一度のチャンスを完璧な一日にして、夢を叶えたいと思います」と意気込みを述べた。

なお、TOYOTA GAZOO Racing公式アカウントもこのニュースを取り上げ、「#がんばれ亮 #がんばれ翔」というハッシュタグとともに両ドライバーを応援している。

■技術提携深化の布石か?背景にある動き

先日、小林可夢偉(38歳)がフランスのポール・リカール・サーキットでハースに乗り込み11年ぶりにF1をドライブ。先週開催されたイギリスのグッドウッドではオーナーのジーン・ハースや小松代表、そして中嶋一貴(40歳、TOYOTA GAZOO Racing Europe副会長)も走行した。

富士スピードウェイにほど近いTGRの本拠地「東富士研究所」では、TS040 HYBRIDのエンジンやモーター、キャパシタなどのハイブリッドシステム関連の部品の開発を行っている。

2人のドライバーのテストだけなら、ドライバーがヨーロッパに飛んだ方が効率が良さそうだが、わざわざマシンとテストチームが富士までやってくるということは、ドライバー以上の技術的進展に関する発表の可能性も近い将来あってもおかしくない。

■育成だけにとどまらない注目の2日間

ハースF1とトヨタの技術的パートナーシップが深まる中で実現した今回のテストは、今後のF1ドライバー育成のみならず大きな一歩となりそうだ。

■グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

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