・ピアストリが冷静な判断で今季6勝目、通算8勝目をマーク
・1周目の勝負でノリスを交わし、以降は完璧なレース運び
・「この1周目には誇りがある」と自らの判断に自信を語る
F1ベルギーGP決勝は、雨による大幅なスタート遅延のなか始まった混乱のレースとなったが、その中で抜群の冷静さを見せたのがマクラーレンのオスカー・ピアストリだった。ローリングスタートからの1周目でトップに立ち、以降は天候と路面の変化に対応しながら盤石のレース運びを披露。今季6勝目、通算8勝目を挙げ、チャンピオン争いに弾みをつけた。
あるという
ピアストリはレース後、次のように喜びを語った。
「すごくエキサイティングな展開でした!レース1周目が勝負になると分かっていたから、1コーナーをうまく抜けてからは、できるだけアクセルを戻さずに攻めました。そこから先は、ほぼすべてをコントロールできていたと思います。
ローリングスタートになったのは少し残念でした。オーバーテイクのチャンスが減ると思っていたからです。でもオールージュを抜けたところでランド(ノリス)にかなり近づけたので、『ここしかない』と思ってアクセルを抜かずにいきました。あの1周目には本当に誇りを持っています。
もし僕が2番手だったら、同じように考えたと思います。ランドがあのタイミングでハードを選択するのは想定内でしたし、僕にとってはミディアムタイヤが賢明な選択でした。」
●【F1ベルギーGP】開催日時・タイムスケジュール・結果
●【ポイントランキング】F1イギリスGP終了後