・F1シンガポールGP FP1はアロンソがトップ、2番手ルクレール、3番手フェルスタッペン
・ホンダRBPT勢は角田裕毅9番手、ハジャー7番手、ローソン15番手
・アルボンがブレーキトラブルで消火器対応、各チームは異なるプログラムを消化
F1第18戦シンガポールGPのフリー走行1回目(FP1)が終了した。天候は曇りで気温29度、路面温度36度、湿度73%のドライコンディションだった。
トップタイムを記録したのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズの4台は、次のような結果だった。
レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは3番手、角田裕毅は9番手。レーシングブルズのイザック・ハジャーは7番手、リアム・ローソンは15番手につけた。
・序盤、アルボンのウィリアムズのマシンから白煙が上がり、スタッフが消火器を吹きかける場面が見られた。リアブレーキのトラブルに見舞われ、消火器を吹きかけても消えず、ガレージの外での対応が続いた。FP2までには問題を解決すべく対策中だ。
・連勝を果たしたレッドブルは、ハイダウンフォース・サーキットでも好調なスタートを切った。
・各チームはそれぞれのプログラムを実行。ソフト、ミディアム、ハードタイヤまで試していた。
・アロンソはコース上がきれいになってグリップが向上したタイミングでソフトを履いたことでトップタイムを記録。しかしミディアムでも速さを見せており、マシンの実力が高いことを示していた。
・最終的にアロンソは1分31秒116でトップとなり、ルクレールに0.150秒、フェルスタッペンに0.276秒差をつけた。昨年のポールポジションはノリスが記録した1分29秒525だったため、陽が沈んで温度が下がり、コース上にタイヤのラバーが乗ることで、さらなるタイムアップが期待できる。
・陽が沈んで気温が下がり、コース上にタイヤのラバーが乗ることで、順位が変動する可能性が高い。
●【F1シンガポールGP】全セッションのタイムスケジュール・結果
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
1:31.116
|
| 2 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
+0.150
+0.150
|
| 3 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
+0.276
+0.126
|
| 4 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
+0.364
+0.088
|
| 5 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
+0.365
+0.001
|
| 6 |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
+0.582
+0.217
|
| 7 |
6
|
イザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
+0.639
+0.057
|
| 8 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
+0.696
+0.057
|
| 9 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+0.744
+0.048
|
| 10 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
+1.012
+0.268
|
| 11 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
+1.023
+0.011
|
| 12 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
+1.199
+0.176
|
| 13 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
+1.262
+0.063
|
| 14 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+1.283
+0.021
|
| 15 |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
+1.345
+0.062
|
| 16 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
+1.422
+0.077
|
| 17 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
+1.495
+0.073
|
| 18 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
+1.918
+0.423
|
| 19 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ
|
+2.208
+0.290
|
| 20 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
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