【F1テスト3日目】アストンマーティン・ホンダに大きな課題・・・ストロールの見解は?トップと4秒超差でもロングランで見えた光

2026年02月14日(土)5:22 am

記事要約


・メルセデスがワンツー。アントネッリが最速更新

・ハミルトン3番手。各車ロングラン中心に周回重ねる

・ピアストリ150周超え。各チーム最終テストへ準備


●F1開催カレンダー2026

■メルセデスがワンツー、アントネッリが最速更新

2026年F1プレシーズンテスト1回目(バーレーン)最終日の3日目、キミ・アントネッリがチームメイトのジョージ・ラッセルを上回り、メルセデスが1番手・2番手を独占した。

金曜午前のセッションではラッセルが1分33秒918でトップに立ったが、午後にはアントネッリが1分33秒669を記録し、そのタイムを更新。メルセデスは新マシン「W17」の作業のため走行時間を一部失いながらも、最速タイムを塗り替えてみせた。

■ハミルトン3番手、フェラーリでフルデー走行

3番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。新型マシンで1日を通して走行し、アントネッリから0.5秒強遅れるベストタイムを記録。ロングラン中心のプログラムを消化し、終盤にはコース上でストップする場面もあったが、全体としては順調に周回を重ねた。

オスカー・ピアストリ(マクラーレン/メルセデス)は午前・午後ともに走行し総合4番手。レッドブルはマックス・フェルスタッペンとイザック・ハジャーが5番手、6番手に並んだ。角田裕毅に代わって昇格したばかりのハジャーは、フォードと共同開発を進めてきた自社製の新パワーユニットについて前向きなコメントを残している。

■中団は僅差、各車が限界を探る

トヨタ・ガズー・レーシングが支援するハースは、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンが走行を分担し、それぞれ7番手と9番手。フランコ・コラピント(アルピーヌ/メルセデス)が8番手に入った。

10番手はニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ/メルセデス)は11番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ/レッドブル・フォード)が12番手、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が13番手と続いた。14番手はガブリエル・ボルトレート(アウディ)だった。

■アストンマーティン・ホンダは?

F1に復帰したホンダがタッグを組むアストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが走行。15番手に留まったストロールは、現状でトップから約4.5秒遅れているとの見解を示している。意図的にタイムを隠している状況ではなさそうだ。詳細は今後の取材で明らかになりそうだ。一方で、72周を走破できた点は前向きな材料と言える。

■ロングラン重視、1日で“600km超”も

その後ろにはキャデラックのバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスが続いた。ボッタスは序盤にマシンをストップさせ赤旗の原因となったが、修復後に走行を再開。午後はペレスが担当し、レース距離以上を走破した。新規参戦チームということもあり、マシンの熟成とチーム内の連携構築には時間を要しそうだ。

走行距離ではピアストリ、ハミルトン、コラピント、ローソンが特に多くの周回を重ねた。ピアストリは150周を超え、ハミルトン(終盤のストップ前)、コラピント、ローソンもいずれも“2レース分以上”にあたる600km超を走破し、データ収集を進めた。

最初のバーレーンテストを終え、各チームは数日間のデータ解析を経て、2月18日から20日にかけて再びサヒールで行われる最終プレシーズンテストに臨む予定だ。

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